デンケンの戦術「協力は期間限定で良い」~アニメ「葬送のフリーレン」第26話
アニメ「葬送のフリーレン」の第26話を観ました。
サブタイトルは「魔法の高み」。
一級魔法使い選抜試験の二次試験の話が続きます。
試験内容は迷宮攻略なのですが、迷宮に侵入した人たちの複製体を倒さないと迷宮攻略ができません。
よって実質的には「複製体たちに対応すること」が二次試験の試験内容になっています。
フリーレンの複製体はフリーレン・フェルンの2人が倒すことにします。
他の人たちはフリーレン以外の複製体を足止めをします。
老練な宮廷魔法使い・デンケンの戦略
残った魔法使いたち。
老練な宮廷魔法使いのデンケンが主導して役割分担などを決めていきます。
という基本戦術の上に足止め作戦を立てていきます。
「勝てる確率を上げる戦術」を立てています。
その複製体が一番苦手な相手をぶつける=戦いでは相手の弱点を突く
敵の弱みを突く!突く!突く!突き倒す!
卑怯ではありません。
戦いの基本中の基本です。
人数が多い利点を生かす=期間限定の協力で良い
本当の仲間・友だち関係でなくてよい。
打算の産物である協力で良い。
だから期間限定の協力で良い。
戦いに勝つにはその時だけでも人数が多い(=協力者が多い)方が有利です。
役割分担させたり、人数で押し切ったり、選択できる戦術のパターンが増えます。
デンケンおじいちゃんは魔法使いとしての実戦だけではなく、宮廷の政治の世界でもこういった戦術を学んできたのでしょう、きっと。
3次元の世界でもデンケンのような老練な政治家が総理大臣になる
デンケンのようなおじいちゃんどころかもうお亡くなりになった政治家に中曽根康弘さんがいます。
政界風見鶏と呼ばれましたが、1982年に総理大臣にまで上り詰めました。
風見鶏とは屋根の上についてくるくる回るやつです。
風向きによってくるくる方向が変わる。
中曽根康弘さんも風向きによって向くほうがクルクル変わる。
特定の人たちとずっと味方・仲間ではないんですね。
最近では菅義偉さん。
菅義偉さんが初めて衆議院選に出たのは1996年のこと。
この時、菅義偉さんは創価学会と激しく対決します。
当時は新進党という野党第1党に公明党も入っていた形でした。
よって今の公明党と対決していたのと同じです。
しかし菅義偉さんは当選後にすぐに公明党と手打ち。
むしろ公明党と強いパイプを築きます。
そして2020年に内閣総理大臣に上り詰めます。
「あいつらは最初に激しく対立したからずっと敵!」ではダメなんですね。
私たちは政治な世界に生きているわけではないです。
しかしデンケンが見せた戦略が3次元の世界を生きていくうえで役に立つことはありそうです。
*参考文献→亀井静香「永田町動物園 日本をダメにした101人」
今回のnote記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
デンケンの「殴り合いじゃぁぁぁ」についてnote記事を書いています。
興味があればぜひお読みください。
またアニメに関するマガジンを作りました。
無料ですので興味があれば覗いてみてください。
この記事が参加している募集
無職の難病患者なのでサポートしていただけると大変助かります。 サポートしてくださると庶民の味方・ドトールに行けるようになります。