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境界知能ブーム後の社会:受容か排除か?

公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。

今回は「境界知能の今後」について書いていきます。

「限界知能」が瞬間風速でブームになりました。

堀江貴文(ホリエモン)さんや池田信夫さんが大きなきっかけになったと思います。
ネットが社会的なブームを作る。
まさにマスコミに対してネットが勝つ時代です。

この境界知能ブームについては「境界知能vs公務員 役所の現場で見た境界知能のリアル」というnote記事にて書いています。

ホリエモンがよく話すクソリプ」「ホリエモンがよく話すようになった境界知能」という見出しの部分です。
note記事の冒頭部分(最初の部分)なので「なぜ境界知能ブームが起きたのか」に興味のある方は、先にこちらをお読みください

今回は「境界知能ブーム」については書きませんので。
「境界知能ブーム」が起きた後の話を書きます。

ここから今回のnote記事の本題です。

以下がChatGPTによる今回のnote記事の要約(箇条書き)です。

・「境界知能」ブームが堀江貴文さんや池田信夫さんによって引き起こされた。

・日本はすでに経済的な余力がなく、少子高齢化で働き手が激減している。→日本企業の多くも余力がない状況

・境界知能は人口の14%、約1700万人とされているが、14%もいると社会的弱者としての保護は難しい。

・境界知能ブームの後、①変化なし ②受け入れる方向 ③拒否する方向の3つの可能性が考えられる。

・日本の多くの会社は「カネもなければヒトもいない」状態で、有能な人材を求めている。

・有能でない労働者のしわ寄せは周りの人たちに行き、職場が崩壊するリスクがある。

・境界知能を持つ人を雇うことの難しさが増し「会社で境界知能を拒否」する方向に進む可能性もある。

そして今回のnote記事のもくじです。


まずは日本の国力について

「関係ない」と思われるかもしれませんが、最初に日本の国力について書いておきたいと思います。

簡単に言えば「日本に余力はない」。

私は1979年生まれ。
かろうじて1980年代を記憶しています。

バブル経済をかろうじて記憶しています。
「格差社会」の真逆である「国民総中流」と言われた幸せな時代でした。

GNP(今のGDPみたいな指標)は世界第2位。
アメリカは「日本に経済力で抜かれるのではないか?」と大騒ぎし、「Japan as No1」とまで言われました。

その日本は今や見る影はありません。
アメリカ・中国に続きGDP世界第3位だった日本がドイツに抜かれたことがニュースになりました。

そして日本は少子高齢化により働き手が激減しています。
難しい言葉で言えば「労働力人口の激減」です。

余力はない」=「カネもなければヒトもいない

日本全体で「カネもなければヒトもいない」ですが、日本国内の多くの会社でも「カネもなければヒトもいない」状況です。

境界知能は14%,1700万人というインパクト

それでは「境界知能」の話へ。

境界知能とは次のように説明されます。

知能指数(IQ)の分布において「平均的とされる領域」と「知的障害とされる領域」の境界に位置すること。
平均的ではないが知的障害でもない、知能指数にしてIQ70以上85未満の状態を指す。

ウィキペディア・境界知能の項目より抜粋

そして境界知能は人口の14%もいるとされています。
日本で約1700万人もいるらしい。

統計の上では障害者は7.4%。
そのうちの知的障害者は1%未満だと言われています。

それに比べて境界知能は14%。
約1700万人。
かなり人数が多いです。

15%近くもいると「社会的弱者として守ってあげましょう」とは言いにくい。

境界知能15%近くもいるのなら「少数の社会的弱者だから優しくしてあげましょう」とはならない人数だと思います。

境界知能がバズった後どうなるのか?

境界知能がバズった後、どのようになるのでしょうか?

①変化なし
②境界知能を受け入れる方向になる
③境界知能を拒否する方向になる

「①変化なし」は堀江貴文(ホリエモン)さんや池田信夫の影響はなかったという事ですね。

この場合もあり得ます。

②と③は境界知能バズりにより強化知能に対する変化があった場合です。

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