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新しいフリーランスエンジニアのプラットフォームを作りあげる

2024年7月。新しいフリーランスエンジニアのプラットフォームを作るべく動き出しました。
実績も経験もない僕が何を成し遂げようとし、これから何を実践していくのか。その決意めいたものを記します。

優秀なエンジニアは不足し、若手の卒業は早い

「優秀なエンジニアが不足している」という課題は改めて論じるまでもない顕在化した課題です。
これを読んでいるあなたの所属している組織がエンジニアを抱える組織だった場合、日々エンジニア採用に対して様々な施策を打っているのではないでしょうか。

私もいちエンジニアとして、少ないながら複数の組織を経験しました。
採用イベントに登壇し自社の取り組みについて講演を行ったり、インターン生のフォローを通じて自社採用につなげたり、現場のエンジニアが採用の現場に出ていくことも少なくありませんでした。

そして、私がそうであるように、若手のエンジニアは数年でよりレベルアップできる環境を求めて組織を移る選択をとっています。
「せっかく育てた若手が数年で卒業してしまう」という課題もまた、あらゆるエンジニア組織に共通した課題です。

組織としてコントロールできる範囲に注力し、課題をポジティブにとらえられる仕組みを作る

IT人材の絶対数の不足傾向や人材流動性の高まりは、この先さらに加速するように思います。
この止められない流れをポジティブに変換できる仕組みはないか。この問いに立ち向かいます。

「連帯貢献」で生まれるポジティブフィードバック

連帯貢献という概念をご存じでしょうか。
FIFA(国際サッカー連盟)が定義している選手の移籍金の一部を若手時代に在籍していたチームに分配しようという仕組みです。
簡単に解釈すると、優秀な選手を育てたら、その貢献に報いてお金を渡しましょうというものです。

この制度があることにより、クラブチームは若手が育ちクラブを卒業することをよりポジティブに捉えることができます。
また、選手は将来より高い移籍金を獲得できる選手となって古巣に貢献しようという気持ちが芽生えます。

この仕組みを今のエンジニア業界に組み込めないだろうか。というのが僕の挑戦です。

「全力の評価」と「成長環境を求める意識」による人材の人財化

大いなる第一歩として、フォーカスするのはフリーランスエンジニアです。
エンジニアリングのスペシャリストとして複数の組織を渡り歩き、より高い報酬と成長環境を求める彼/彼女らと、プロダクト/ビジネスの成長にフリーランスエンジニアを活用したいクライアントを取り巻く環境に「連帯貢献」の概念を組み込んでみます。

フリーランスエンジニアが持つ「適切なフィードバックを得る」という課題

フリーランスエンジニアが持つ課題の一つに外部フィードバックの得づらさがあります。
あくまでエンジニアリングのプロとしてスポットで活躍することが多いため、成長にフォーカスしたフィードバックを定期的に得る機会が少なくなってしまいます。

優秀なエンジニアが慢性的に不足している組織と成長を目的としたフィードバックを求めるフリーランスエンジニアの間に立つプラットフォームを作ります。

新しいプラットフォームの構想

①企画しているプラットフォームでは、フリーランスエンジニアとクライアントの契約に応じて「採用報酬」が支払われます
②採用報酬の一部をフリーランスエンジニアに「契約金」として支払います
③採用報酬の一部を過去契約クライアントに「連帯貢献金」として支払います

新プラットフォームのコアな構造

なぜクライアントはプラットフォームを使い続けるのか

メリットの一つ目は、フリーランスエンジニアへのフィードバックを蓄積する仕組みによって、候補者が持つスキルの見極めがより精緻にできることです。

前段であまりこの課題には触れませんでしたが、新しいフリーランスエンジニアを仲間にする際「このエンジニアは今自分たちが必要なスキルを有しているのか」を適切に見極める必要があります。

仕組みの概要は後述しますが、過去のフィードバックを蓄積することで、「どんな経験をし、どんなフィードバックを得たエンジニアか」が把握できます。

もう一つのメリットは連帯貢献金の受け取りです。
本プラットフォームを通じてフリーランスエンジニアを組織の仲間に迎え入れた場合、そのエンジニアが将来成長し組織を卒業した際に採用報酬の一部を受け取ることができます。

いわば、フリーランスエンジニアを資産として市場に返すことができるのです。
資産がいかに大きなリターンをもたらすかは、在籍中に適切なフィードバックを行うかにかかっています。

なぜフリーランスエンジニアはプラットフォームを使い続けるのか

クライアントにメリットをもたらすためには、フリーランスエンジニアにプラットフォームを使い続けてもらう必要があります。

使い続ける理由の一つ目は、クライアントをまたいだ評価が蓄積されるからです。
この仕組みによって、実力に応じた評価を得られ、成長の契機とするとともに、より高単価な案件獲得が見込めます。

もちろんクライアントは評価を全力で行うことで、将来エンジニアが高単価な契約を取ることを支援し、多くの連帯貢献金の獲得を目指します。

フリーランスエンジニアへの評価を蓄積する仕組み

二つ目は、契約金の受け取りです。
比較的収入の不確実性の高いフリーランスという働き方を選ぶ上でこのメリットは小さくありません。

何を目指すのか

少し先の未来、プロダクト/ビジネスの目標を達成させるためのあらゆる障害を取り除くプラットフォームとして君臨することを目指します。

目標達成に必要なプロジェクトの管理、プロジェクトを達成させるリソース管理、内部人材の適切な活用、エンジニアの適切な評価など挑戦する意義がある様々な課題に挑みます。

あくまでその第一歩として、フリーランスエンジニアとクライアントを取り巻く環境を再定義します。

次の一手は何か

まずは、このプラットフォーム構築に共感してくれるフリーランスエンジニアを集めていきます。
Waiting Listを展開し、プラットフォームに価値を感じていただけそうなエンジニアの数を知りたいです。

この記事を読んでいるあなたがフリーランスエンジニアで、今は稚拙なこのプラットフォーム構想に少しでも価値があると感じたなら、是非Waiting Listへの登録をよろしくお願いいたします!

まずは2024年内にWaiting List登録者1,000名を目標に進めていこうと思います。

僕のこれからの歩みはオープンに発信していこうと思うので、是非チェックしていただけると嬉しいです。

まずは年内いっぱいもがきます
ダメでも死なないので、楽観思考でやります笑

「お前誰やねん」な話

趣味はカフェでの人間観察
映画好きがおすすめする映画は見てみようと思っている人
我が家のワンちゃん溺愛中

関西出身のふつうの人

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