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相談の現場から|江崎、部活やめるってよ

シュロスバーグの「キャリア理論」では転機には3種類ある。
・予期していた転機(出来事)
・予期していなかった転機(出来事)
・期待していたものが起こらなかった転機(ノンイベント)

先日17歳になった高校2年生の息子。
息子の転機、私と息子の親子関係の転機は、中学2年の時のプチ不登校だなと誕生日を祝いながら考えた。
まさにそれは「予期していなかった転機」

子の不登校で悩んでいる方が、あなたの会社の同僚にもいるんじゃないかと思う。私と息子の出来事が誰かの役に立てば嬉しい。

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中学2年になった4月中旬。
「学校行きたくない」と言い出した息子。
みんなの“いじり”に付き合ってきたけど、俺はずっと嫌だった。
朝練遅刻したら無視された。
怖くて学校行きたくない。と。

私は何も知らなくて
「部活行きたくない」とは、たまに言ってたけど、
辛く悲しい思いをしてたとは知らなくて自分が情けなく悔しくなりました。

GW明けてから学校には行くようになり、部活の子たちとも仲直りしたものの休部状態は続く。

5月中旬。
家庭訪問の時、担任の先生に
「部活復帰するんで」
と言うもんで、私は驚く。
でも
「部活復帰しようと思っても一歩目がでない」
と泣く日が続きました。

「やりたいけど、怖いね」
たくさん話をして退部届を出すことにしました。
が、
カバンの中に入れたままの状態が続く…

6月中旬。
道徳の時間に心に響くことがあり
「俺、逃げてたかもって思った。俺、部活続ける。」
と、言い出しました。

気持ちは変わる
特に息子の個性はSun(ISD個性心理学の分類)
今の気持ちが最優先。

が、
定期テスト前の部活休み期間に入り部活復帰しないまままた2週間。
で、月曜に顧問の先生に
「部活に戻ります」
と、やっと言って火曜日から部活に復帰。
クタクタになる日々が我が家に戻りました。

で、部活復帰しても
塾も行くことは自分に約束している息子。
不満を言いながらも疲れてると言いながらも塾も休まず行きました。

『きっかけ』って大きな動機になるんだな、
と改めて思った一連の出来事でした。

#きっかけ
#自分で気づくこと
#だからこそ意志が強くなる
#サッカーボール置きは息子手作り

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