相談の現場から|話し合いの結論として明確にしたいものは何か。
応援している人がいる。
職場の環境について話し合いをすると言う。
良かれと思ってやったことが裏目に出る。職場の雰囲気が悪く委縮する。
そんな悩みがあった中、休暇希望日が重なりリーダーが怒りを態度で示したことで恐怖を感じ、もう辞めたくなったため上司を交えて話をすることになったと。
その前にもこんな事があったらしい。職場はリーダーAさんと2人作業。
作業前に再度確認したいとAさんに声を掛けたら「それ前も言いましたよね」と言われAさんが怒った態度になり話しかけるのが怖い。
Aさんが休みの時、確認したいことができたが、別の方に聞けば解決すると考え、Aさんに聞かず解決した。それをAさんに報告したら「なぜ私に連絡しなかったの?私を通してください」と怒られた。
Aさんが休みの時、一人で作業をしていた。
明日Aさんが来てもバタバタしないようにとちょっと残業して(残業代は申請しない範囲で)片づけて帰ったら「そんなことされると、Aさんは自分が気を遣わせたと思って腹が立つと思うよ。」と上司に言われた。良かれと思ってやったことも指摘されてしまう。
話し合いの結論として明確にすることは何だろうか。
Aさんの正当性を確認することだろうか。
気遣いが自分勝手だと指摘し、これからはやめるよう決めることだろうか。
目的は作業を完璧にすることなので、できない人が悪いとすることか。
話し合いの結論として明確にすべきは「望む未来」だと思う。
職場環境の望む未来は「各自が完璧に作業をすること」なのか。
「助け合って作業をすること」なのか。
職場環境に『望む未来』は何だろう。
その視点が明確に見え各自がその方向を向けば、話し合いの結論も変わってくる。それぞれの行動も変わってくる。
勝った負けた。正しい正しくない。それは自分勝手。悪気はなかったのに。私が悪いと言うんですか?。これが決まったことだから。
話し合いの中でよく出てくる言葉。で、何を得たいのか。
得ることではなく、未来を見た話し合いをしよう。
血の通う人が集まる組織。もっと血を通わせていいんじゃないかな。
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