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勇気と不安はセット??

7月のあり会はこのテーマで話しあいました。

参加してくれた人、それぞれに人生の分岐点で何かを選択しています。ただ、大きな選択をするときは勇気を出したというよりも、楽しみやワクワクの方が強く、不安を感じることも少ないようです。

たとえば、私の場合も地元の長崎を離れて関西の大学に進学するときは、大学生活や一人暮らしなどの楽しみがあり、ワクワクしている気持ちが強かったです。(むしろ勇気を出したのは、お金をかけて大学に進学させると決めた親の方だったと思います)

不安が全くないかというとウソですが、楽しみが勝っていてあまりそういう気持ちにはなりませんでした。

大学を出て最初の仕事に就くときや、転職するときなども「次」に対する希望が強いようです。

一方で、勇気が必要なのはちょっとしたことということでした。

昨日出た話だと、職場の上司の誤りを指摘しないといけない場合に勇気がいるということでした。確かにそこにはワクワクする感じはないですし、その指摘がもとで人間関係がこじれるのではないか、という不安もあります。

他にも自分の手に負えない仕事を誰かにお願いする、人の誘いを断る、困っていることを誰かに相談する・・・そういったときには勇気が必要です。

不安だからこそ勇気を出して行動することが求められているということです。

不安が勝てば行動もしないだろうし、勇気が勝てば行動に移す。そういう違いがあるように思えました。

また、勇気を出すというのは背伸びしているときとも言えます。

不安な状態=自分の現状 です。
これを打破するために、不安を乗り越えて勇気を出すというときです。

不安な自分がダメというよりも、今の状態を続けるか、変えるかの選択の後、変える選択をして行動を起こす場合に勇気が伴うということです。

勇気を出して、エイヤーと何かを成し遂げた時、乗り越えた不安がそこにあるのです。

かく言う私も、実は先ほど、久しぶりに仕事でメールをしないといけない相手がいました。だいぶ連絡を取っていないので不安でもありました。勇気を出して連絡をとって見ました。すぐに返事がありました。前向きなお返事をいただきました。

「しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている」
ヨハネによる福音書16章33節

とみ言葉にもあります。どんなに小さな行動でも、勇気を出したところに道が開けていくのかもしれません。

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