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なぜ頑張っているのになかなか結果が出ないのか?

ビジネスにしろ、勉強にしろ、プライベートにしろ、何らかの結果を出しているを見ると、嫉妬したり、結果を出せない自分を責めてしまうことがあると思います。

人と比べてしまうと卑屈になってしまうのは当然です。しかし、春には春の花が咲き、秋には秋に成る実があるように、

しかし、その花が美しく咲いたり、おいしい実がなったりするためには、余計なものを切り落としていく必要があります。

梨を栽培する農園のお手伝いをされている方から伺った話を少し書かせていただきます。

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梨の木の根っこは根っこが水をたくさん吸う時期があります。

木が水を吸い込んだ後に、枝を剪定し、花が咲いたら花を間引く。

実がついてきたらその実を間引く。そうやって、丁寧に世話をすることで、私たちが口にするおいしい果実ができます。

この作業の時期のどれ一つでも逸してしまうと、おいしい実がならないのです。
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間引いたり選定することで、必要なところに栄養がいき、おいしい実がなるのと同じように、必要なところに注力していく必要があります。

エッセンシャル思考で有名なグレッグ・マキューン氏は「より少なく、しかしより良く」と伝えています。自分が本当に大切なものに焦点を当てていくことです。

そして、梨の話からはもう一つ学ぶことができます。

たくさん頑張ればたくさん実るわけでもないです。いっきに栄養を注げば育つというわけでもありません。

すべてにタイミングがあります。

単に、剪定したり、間引いたりすればよいのではありません。

いま根を張る人もいれば、枝を剪定するひともいます。

ちょうど果実が熟れてくるひともいれば、実も葉も散って次の季節を迎えようとしている人もいます。

人と比べる必要はありません。あなたにはあなたの最善の時があります。

最善の時を最良のコンディションで迎える。そのタイミングをつかむためのプロセスが、今であり、結果が出ていなことを嘆く必要はありません。

あなたならではのおいしい実がなる日が必ず来ます。

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