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ありのままを感じる二つの瞑想 コラム19
ありのままの自分でいることができる時間をお持ちでしょうか?
ありのままの自分で居られない理由の一つ(というか大部分)は他人の目線が気になるからです。その目線や反応を一切排除した、時間と空間で、一人で過ごす。そして、気持ちが出てくるに任せて、感情を味わう。
そこでおすすめなのが瞑想です。瞑想の仕方はたくさんありますが、私がお勧めするのは二つの瞑想を交互にやる方法です。簡単にやり方をご紹介します。
瞑想A
楽な姿勢で座ります。椅子でも座布団でもヨガマットの上でも良いです。
どこか見つめる点を決めて、視線はそこで固定します。
意識を自分の鼻の頭の上に置きます。
鼻での呼吸に集中します。吐いて、吸ってを繰り返しているという自分の呼吸だけを感じます。
意識が飛んだり、別のことを考え始めたら、呼吸に集中し直す。(この時に、失敗したとか、ダメだとか否定的な言葉を自分に向けない。ただ呼吸に戻す)
瞑想B
楽な姿勢で座ります。
目を閉じます。
鼻で呼吸をします。
そして、気持ち、思い、何らかのイメージなど、出てくるに任せて感じます。(何かに集中せずにただ、黙って鼻で呼吸するだけです)
この瞑想Aと瞑想Bを、3分ずつ繰り返す。それを2セットやります。(全部で12分)
ちなみに瞑想Aは最近よく耳にするマインドフルネス瞑想です。いまここの自分を意識する。beingを感じることにもつながります。瞑想Bはマインドワンダリングといって、集中をしない、ぼーっとする中で思索を自由に開放します。
緊張とリラックスを繰り返すことで、心が整えられます。具体的には急いている気持ちが抑えられます。また、自分を肯定する気づきが与えられます。
この瞑想の良いところは、集中とリラックスを意図的に繰り返すことです。
二つの効果が得られると考えています。一つが集中力です。もう一つがメタ認知力です。メタ認知は自分を俯瞰する上でとても大事なスキルです。
瞑想をすると落ち着いた感じも得られます。これは個人的な意見ですが、自分の体の時間と自然を流れる時間がチューニングされる感覚です。焦りや不安が遠のく、なんとなく前向き(私の場合は楽観的)になる感じもあります。
得られるものは人によっても違いがあるかもしれません。ある程度続けていくと、日常生活での気づきが増えます。メタ認知力が高まるので、目の前にある問題を過大に見たり、人と比較して過度に自分を責めることからも解放されます。
是非試してみてください。
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