うち

大学時代、映画サークルに所属。 映像制作会社に勤務。

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大学時代、映画サークルに所属。 映像制作会社に勤務。

最近の記事

休日出勤に感謝

電車通勤の際、多摩川を通る。 携帯を触ってても、動画を観ていても、本を読んでいても車窓から必ず多摩川を観る。 日々仕事に追われていると、楽しいことなんてこの世に存在してないのではという不安にかられるが、多摩川は楽しそうに過ごしている人ばかりだから安心する。 上裸で日焼けしているおじさん、ラクロス部、サッカー少年、釣り人、この人たちも山あり 谷ありで今日という楽しい日を迎えている。ならば自分にもそれが回ってくる日が来るに違いない。 客に激詰めされるであろう今日も、誰かにとっては

    • 思い出せない

      過去のエピソードが思い出すのが苦手だ。 もちろん、衝撃的なことがあったなら覚えている。なんでもない、すこしニヤつけるようなちょっとした話ができるようになりたい。 小学生になっても自転車が乗れなかった僕は、少年野球部で親の後ろに乗っていた。めちゃくちゃ恥ずかしかった。昼だと目立つので、夜中こっそり自転車に乗る練習をしていた。 これだと何も面白くないが、ここに細かい記憶の描写や心の動きがあると面白くなる。共感って大事だなと、時代についていきたい

      • ご無沙汰です。

        お疲れさまです。 地獄の50連勤2連休25連勤も終盤に差し掛かり、気持ちに余裕が出てきました。 とは書いたものの実質半休みたいな日も多々ありこっそり映画は観ていた。 『カモン・カモン』と『アネット』を観て子育てはまだ早そうだなと思った。 大学時代の先輩のnoteのリンクがTwitterに貼ってあるのを発見して、何となしに読んでみた。 同じく先輩の彼氏と別れて落ち込んでいた。 記事を読む限りだいぶひどいことをしていたようだった。 自分もこれに近い感覚を彼女に与えていたから振

        • ちょっと思い出しただけって

          お疲れさまです。 待ち時間が長くて。 テアトル新宿で『ちょっと思い出しただけ』を観ました。 『愛がなんだ』とか『花束みたいな恋をした』とかあの類のものが苦手で、あるいは好きだというタイプの人になりたくないという気持ちが強く、今回も苦手と言うために観にいった。 RADWIMPSも有川浩も咲坂伊緒もブルー・バレンタインも本当は好きで、繰り返し手にとっているが、人にはOASISと三島由紀夫と大友克洋とパルプ・フィクションが好きな男だと思われたい。 そんなわけで今回もコソコソと

        休日出勤に感謝

          最低な2021年を終わらせた

          やっと終わった… 馬車馬のように働き、体を壊し、彼女にフラれ、大事な友達も失った。 あれだけ楽しかった学生時代をすべて否定された気分になり、思い出すのですら苦痛である。 濃密な4年間だったこともあり、 鍋したな~とかM-1観てこんな話したな~とか 一つ一つの行動がトリガーになり記憶が甦ってくる。 思い出とは残酷だ。 この間まで自分の背中を押してくれる仲間だったのが、突如として牙を向く。 自分に残されたものは何だろうかと考えてみる。 gh5があった。 電源を着けてみ

          最低な2021年を終わらせた

          『僕たちはみんな大人になれなかった』を観たら有馬記念当たった

          21/12/24 『僕たちはみんな大人になれなかった』を観た。 ちょうど、『GO』のおんぶして白線を歩くシーンみたいないちゃいちゃって最高だよね なんて話をしていたので、 タイルの白いところだけ歩いてぶつかっちゃう なんてシーンはやりたいイチャイチャリストに追加された。 主人公が映像業界に勤めているということで、思わず感情移入してしまった。 20代前半の何者にでもなれそうな全能感とその時を過ごした恋人や友人を引きずり、ある種それを支えに時を進めていく主人公と自分を重ねて

          『僕たちはみんな大人になれなかった』を観たら有馬記念当たった

          有休を使った旅行先でバイトした話

          出張で京都に行った。 京都は大学生だった4年間を過ごした街である、 せっかくなのでまだ3日も取らなければならない有休を使って、3日間滞在することにした。 当時、実家のある横浜から京都に向かうときは夜行バスだったが、それが新幹線の自由席になり、指定席になり、今では会社の経費でビジネスマン向けの席(パソコンと電話が気兼ねなくつかえるらしい)に座って向かっている。 出世したものだ、偉そうに。 当時の自分がみたらガッカリするであろう。 きっとお金がないと言いながらまともにバイトもせ

          有休を使った旅行先でバイトした話

          『14歳の栞』竹林亮 超個人的な物語 @池袋シネマ・ロサ

          久々の連休に心躍り、池袋まで足を運ぶまでに至った。 ただ、この映画を選んだ理由は、次の仕事が子どものドキュメンタリーっぽい要素があるからで、 観たいという純粋な動機が失われた時点でもうダメかもしれない。 今、自分が何をしているのかが分からなくなるほど働き続けている。 少し前髪が後退してきた。 あらすじ こう題したものの、筋道はない。 映画の冒頭にあるように、ただ中学2年6組を一人づつ丁寧にフューチャーしていく。 ドキュメンタリーというと、 東海テレビの『さよならテレビ』の

          『14歳の栞』竹林亮 超個人的な物語 @池袋シネマ・ロサ

          社会人二年目が観る『三月のライオン』矢崎仁司 純と不純 @アップリンク吉祥寺

          大阪に緊急事態宣言が出るということで、仕事が延期になり突然舞い込んできた2連休。 その上、会う予定だった人が濃厚接触者となり何の用事もなくなった私はタイトルに惹かれていた映画を観に行くことにした。 『三月のライオン』矢崎仁司 学生時代に観漁っていた映画も 日頃の激務に追われ今年初鑑賞。 見終わった後に調べてみても ほとんど引っ掛からず 話し合う相手もいないのでここに。 すべての文章に、 恐らく、かもしれない。 と付けたいところではあるが、 まどろっこしいので割愛する。

          社会人二年目が観る『三月のライオン』矢崎仁司 純と不純 @アップリンク吉祥寺