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『僕たちはみんな大人になれなかった』を観たら有馬記念当たった


21/12/24
『僕たちはみんな大人になれなかった』を観た。

ちょうど、『GO』のおんぶして白線を歩くシーンみたいないちゃいちゃって最高だよね
なんて話をしていたので、
タイルの白いところだけ歩いてぶつかっちゃう
なんてシーンはやりたいイチャイチャリストに追加された。

主人公が映像業界に勤めているということで、思わず感情移入してしまった。

20代前半の何者にでもなれそうな全能感とその時を過ごした恋人や友人を引きずり、ある種それを支えに時を進めていく主人公と自分を重ねてしまった。

そのせいか、観ている途中に異常に結末が気になってしまった。
どうしたらいいか分からない現状に答えを出してほしかった。
もう、自分では決められないから、分からないから、誰かにこれからどうしたら良いか決めてほしかった。

思えば昔からそうで
みんながどういう自分を期待しているかをなんとなく想像し、あたかも自分で決めたかのように突き進んでいた。

自分で決断できる人はかっこいいから
それっぽく見せる技術だけはある。

だが、この映画には結論はなかった。

がっかりした

原作には答えがあるかも!?と錯乱し
Amazonを開いた。

サンタクロースにちなんで、
保育園や一人親を支援する団体が公開しているほしいものリストを利用してプレゼントを贈ろう!

という企画がやっていた。
仕事で徹夜続きだったのもあって、気持ちが沈んでいたのか

こんなどうしようもない自分に金使うくらいなら…
と思い立ち、絵本を大量に注文した。


21/12/26
会社の人と今日有馬記念ですね~なんて話になった。
24日に徳を積んだことを思い出したので、当たるかも!?と思い馬券を買った

そしたら見事的中!
ちょうど注文した分くらいが返ってきた。

これがカルマ理論か…

頭のなかでは小沢健二の『天使たちのシーン』
が流れていた。

長い夜をつらぬき回ってくサークル~♪


ちなみに原作にも答えはなかった。
当然である。

誰か決めてくれ。

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