ariin

旅行/カフェ/散歩/ことば/カレー/和菓子 言葉の恩返し。

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最近の記事

私のだし巻きサンド

ときどき無性に食べたくなる、 たまごサンド。 お店ではよく食べるのだけど、 そういえば自分ではあまり作らない。 今日はなんとなく、 たまごサンドが食べたい気分。 ちょうど昨日パン屋さんで買った バジルチーズプチがある! と、突然思い立ち。 バジルチーズ × だし巻き この組み合わせ、美味しそう🤤 と妄想し、あえてだし巻きをつくることに。 さっそく調理開始。 卵をまきまきしている間に、 冷凍にミンチカツがあったことを思い出す。 解凍。チーン! パンは横半分にスラ

    • 檸檬

      れもんは かわいい レモンは カッコいい 檸檬は    切ない どうしてだろう 「檸檬」をみると、心がぎゅっとなる 触れてはいけないモノに 出会ってしまったような  夏の終わりの夕焼けのような 泣きたくても泣けないような そんな愛おしい気持ちになる 私は「🍋」が大好きだ とりわけ「檸檬」が大好きなのだ

      • 私的社会復帰法

        目を覚ますと、薄暗い光が差し込んでいた。  何時なのかも検討がつかない。 ただ随分と寝た、という実感はある。 テーブルの上には 飲みかけのコーヒーと薬の箱。 そして、散乱した夕食の食器類。 ひどい。 我ながらひどすぎる。 そのまま、ベッドに戻りたくなったが 後からまた体が重たくなることを 長年の経験で知っているのでやめた。 ここで初めて時計を見る。 午前11時だった。  薄暗い光は、どうやら雨のせいらしい。 予定のない休日。 寝休日にしてしまおうかと思ったが なんと

        • 雨のなか。

          今日も朝から雨、雨、雨。 こういう日は本を読むに限る。  私は雨の日が嫌いだ。 ただ、雨は読書時間を引き立ててくれる。 そんな不思議な魅力を知ったのは、 大人になってからだった。 今日も読んだ。 わからない言葉、文脈が多すぎて、 どうしようもない絶望感に襲われる時、 それと同時に希望が生まれる。 知らないことがまだまだあるんだと。 心が脈を打つ文章に出会った時と同じような どきどきする感覚。 そんな感情を知ったのも大人になってから。 大人とは、大人

        私のだし巻きサンド

          ただ、願う。

          会いたいのに、会えないとき。 ひとりのカフェ時間が寂しいとき。 「心から願えばいい。」と誰かが言った。 この言葉に何度救われただろうか。 今日のコーヒーは少し苦い。 BGMのイントロで、もう泣きそうだ。 そして、チーズケーキを一口。 泣いた。 おいしい、おいしい、あいたい。 心の声が聞こえた。 今日も私は、ただただ願う。 大切な人を思い浮かべながら。 #私のコーヒー時間 #チーズケーキ #ことば

          ただ、願う。

          本とコーヒーで旅に出る。

          コロナ禍になってからというもの、 もっぱら読書が習慣になっている。 アウトドア派の私にとって STAY HOMEは、はじめこそ辛かったものの、 今ではすっかり"新しい生活様式" が日常だ。 休日は本を携えて、自由気ままに散歩。 気になったカフェや喫茶店にふらりと入る。 つい先日まではホット一択だったのに、 無意識にアイスコーヒーをオーダーしている この頃の変化に少し驚いている。 季節はちゃんと巡っているんだなぁと。 嬉しくもあり、なんだか切なくもある。 読書を愉しむ

          本とコーヒーで旅に出る。

          ずっとトキメキ。

          4日間しか咲かない花 3週間の見知らぬ人との共同生活 10ヶ月前に生まれた甥っ子 1年間住んだ異国の地 5年間勤めた職場 8年使い続けている腕時計 10年前の忘れられぬ人 もうずっと大事だ、全部同じぐらい。 考えると涙が出そうなほど。 色褪せることなく 本当にずっと、ときめいている。 これからも、きっと。 こんなワタシ。 今までの自分も、新しい自分も。 変わり続けることも、変わらないことも。 全て軽やかに、引き受けてスキでいたい。

          ずっとトキメキ。

          「恋文」を書くこと。

          #この春やりたいこと 恋文を書くこと。 家族・友達・恋人・心に残る人たちへ 一人ひとりに宛てた恋文を。 自分の手で、お気に入りの便箋に、 相手の顔を思い浮かべながら。 会いたい人に会えないご時世。 それでも、会いたい気持ちや 大切に想う心はきっと伝えられる。 「いつもは言えないこと。」 「いつの日にか、言えなくなっていたこと。」 「あの日言えなかったこと。」 今だからこそ、きちんと言葉にして届けたい。 遠いとか近いとか、何年ぶりとか。 覚えているかな、なんてことは

          「恋文」を書くこと。

          カレー屋での失恋のはなし

          ずっと蓋をしてきた、十数年前の失恋の話。 今夜、初めて信頼する友人のひとりに話した。 初めて心のままに、追いかけた人だったこと。 会えなくなってからは、毎日枯れるまで泣き続けた。 私にとっては苦くて苦くて、 今となっては愛しすぎる思い出だ。 ただ、今でもふと当時の記憶が蘇ってきては 胸が苦しくなることがある。 ずっと恋愛はしてない、と言いつつ 心の奥ではずっと大切に守ってきた。 私はずっと恋愛をしていたのかもしれない。 しかし、いつのまにかこの思い出にも蓋をしてしまった

          カレー屋での失恋のはなし

          けもの星

          これは真夜中に現れる魔物。 急に襲いかかってきては心をかき乱し、 朝になると忽然といなくなっている。 天使と悪魔なんてものではない。 野獣と新星のような、 一見底の知れない相反するもの。 絶望の中の無垢な希望。 水中でもがいているような、 真夜中の心の動きを私はそう呼んでいる。 けものが「獣」で生きることができたら、 どれだけ幸せだろうか。

          けもの星

          やさしさの隣に。

          デスクに戻ると、ひっそりと置かれていた キットカット - オトナの甘さ - 誰の優しさだろう。 涙ぐむ間もなく、電話は鳴る。 昔から一人で抱えこんでは自滅するタイプ。 最近は、自滅する前の予兆に気づき 気持ちの処理をする術も覚えた。 優しさに甘えてはいけない。 そんなふうに考える節がどうやらある。 そんな時、ある人に言われた。 「やさしい人は、優しいんだから、 信じて甘えていいんだよ。」 そんなことを言ってくれるあなたが 本当に温かくて、やさしい人だ。 言葉にでき

          やさしさの隣に。

          ことばの旅人

          どうしても辿り着けない場所があるから、 私はことばの旅にでることにした。 自分だけの道を、言葉を選んで 私たちはどこにでも行ける。 時には迷い、項垂れる日もあるだろう。 はたまた、スキップで坂道を駆け上がる日 なんてのもあるかもしれない。 でこぼこの愛しい日々を 自分の足で、言葉で紡いでいく。 そう、ここから。

          ことばの旅人