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毎年この時期は、何を書こうか悩む。

卒業する生徒たちの顔を思い浮かべながら、どんなメッセージにしようかとアイデアをひねり出す。

読書好きなので、好きな本からの引用もよくやるパターンだ。

リチャード・バックの『イリュージョン』

レオ・レオニの『スイミー』

今年は『えんとつ町のプペル』をねらっていたものの、授業中に子どもたちの反応を見てみると、知名度が低くネタとしては使いにくいかなぁと断念。でもみんな映画に興味は示してくれるので、ちょっとした宣伝活動にはなったかな^_^


他にも、歌詞から好きな箇所を拝借したりする。

「なにがきみのしあわせ? なにをしてよろこぶ?

わからないなんて そんなのはいやだ

なんのためにうまれて なにをしていきるのか

こたえられないなんて そんなのはいやだ」

これは卒業文集にかかわらずよく引用する、アンパンマンのテーマ曲からのテッパンフレーズだ。


毎年違う6年生だからと、いつも同じ自作の定型文の先生もいらっしゃるようだが、毎年文章を変えたいタイプなので、この季節はアレコレ試し書きしながら迷うのが常だ。

今年は、ホニャララLIVEでみつけた名言集もあるが、小学生に響かせるには難しいかもと諦めてしまった。


締切1日前まで粘って、慌てて提出完了!

全教職員からの寄せ書きになるため、一人ひとりのスペースはそう大きくない。短い文章に想いを込めて♡

いつか大人になったみんなに会えるのが楽しみで仕方ない。


時々学校に顔を出してくれる卒業生もいるし、偶然帰り道等で会えば、みんなでつい盛り上がり、話し込んでしまったりもする。

昔担任していた子どもたちに至っては、いまだにメールやLINEで繋がっていたりもする。約20年ほど経ってるので、年賀状だけのやり取りの子もいるし、もう連絡先が分からない子たちも、もちろんいる。

だからこそ、成人式をとっくに過ぎてもなお繋がっていられることは貴重だ。

会えば「先生、全然変わらないね。」と言ってくれる元教え子たち。

そりゃないだろう、20歳も年を重ねているのだから・・・と思いつつも、子どもたちの優しさに照れ笑いしてしまうのでした(*^_^*)

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