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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


箱根駅伝の魅力。


第一に、嘘のないところ。


「ドキュメンタリー」と銘打った番組でも、取材する人、編集する人等、他人が入る。本人の思惑と外れでいたり、直に伝わらないことも多いと思う。

その点、箱根駅伝で走る選手たちは皆、【1秒でも速く、仲間に襷を繋げる】それのみ。

そこに微塵の嘘も無ければ、お金も発生していない。ヤラセはない。
ただひたすら、嘘なく、全員が力を出し切るのみ、なのだ。



第二に、真っ直ぐで、懸命で、純粋なところ。


地道に努力してきたから掴み取れた舞台だ。
全力を出そうとしない選手は、一人もいない。

だからこそ、そこにドラマが生まれる。


第三に、自分だけでないところ。


仲間、家族、支えてくれた人たちがいたからこそ走れる。

それを実感として、身に沁みている選手たち。

出場できるのは、たった10名。
出られなかった、悔し涙を流したチームメイトの方が多いわけで、襷はその思いを全て背負って走っている。

その代だけでなく、言ってみれば、過去の先輩方の涙と汗も全部背負って。


第四は、若い力。


おじさん、おばさんが頑張る姿も勿論、素晴らしいのだけれど、若者は、観ていて、爽やかだし、できることの限界をも超える底力を持っている。

若いって素晴らしいな、と純粋に思うからだ。

若い力って素晴らしい。
私は若者が大好きだ。
ついつい応援したくなる。



今年は、青学が強かったー♪

娘の在学中、2回優勝を逃しましたが、また暫く強い時代が来るかもしれません。


青学5連覇がかかっていた年、連覇を途絶えさせてしまった逆立役者となった友人は、大会後、連日マスコミに囲まれ取材を受け、「陸上、楽しくない…。」と。
原監督からは、「辛いだろう?走って返すしかないんだよ。」と声を掛けられていたとか。

翌年、翌々年、彼はチームに貢献しました。
一昨年は、優勝に貢献。
昨年は、往路が大コケして総合4位でしたが、復路は優勝。その復路でもしっかり貢献していました。

今年、9区で区間記録を大幅に更新し、区間新記録を打ち立てた中村選手もそう。
昨年、2区で14位と大コケ。

解説者として出られていた卒業生の先輩も、「昨年は謝られたが、1年後、歴史を変える記録を作るほど強くなった。」と称賛。

彼も、失敗したからこそ、強くなった見本の一人だろう。

練習が終わっても、あと30分、あと30分と練習したらしい。
遊んでいる学生を見て、いいなと思ったけど、彼らに箱根はないと。

青学は、チームの持つ総合優勝タイム、復路優勝タイムも更新しました。


取材を受けた各大学のいろんな選手が語っていましたが、いろんな人の思いがあってやって来られた箱根駅伝。最初から強かったわけじゃない、と。

高校で第一線でなくても、大学は、努力でそれが覆る、と。


だから、おばさんは、大学関係なく、全員を応援してしまいます。
全ての選手に拍手。


今年、往路で、走り終えた途端に吐いた選手がいました。
割と上位で襷を繋ぎ、責任を果たした途端。
逆に言えば、責任を果たすまでは懸命に堪えて走り切ったわけで…。
凄いな、と感動しました。


私の一番の推しは、創価大の嶋津君。
走りも素晴らしく、笑顔も可愛いのです♡
今年も4区で区間賞☆

初出場の駿河台大学もしっかり襷を繋ぎ、キャプテンの阪本君は、「楽しかった」と笑顔でゴールテープを切りました。

走れず給水に回った4年生に、監督が車の中から名前を呼び、「ありがとな。」と声をかけるシーンもありました。
給水で並走する、その数メートルにも思いがあり、ドラマがあるのが箱根駅伝。


全力で走り切った全ての選手に拍手を送りたいです。

襷を繋げなかった学校もありましたが、完走できなかった選手は一人もいませんでした。


みんな、力の限りを尽くして走る姿がカッコ良かった!!


純粋なひたむきさに、今年も勇気と元気をいただきました。選手の皆さまに感謝。

そして、観戦できたことに感謝です☆


私も頑張ろっ╰(*´︶`*)╯♡




ありがとう。


お疲れ様でした^^

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