舞台が無事に終わりました。
目の前のことに没頭するうち、季節も移ろいましたね。
厳しい残暑の中にも確かに秋を感じる今日この頃です。
過ごしやすくなる秋。
でも、なんとなく物悲しくもあり、私は今でも夏が過ぎゆくのにほんのり寂しさを感じるのでした。
歳をとると秋が好きになると聞いたことがあります。でも、私は緑が芽吹く春が好き。
真夏のどうしようもなく照りつける太陽もへっちゃらで毎日、自転車を漕いでいた57歳おばさん。
きっと、繊細な感受性を持ち合わせていないのでしょう。
まだ若い?(笑)
いや、青い(笑)
「人生の収穫期」とはいかないようです(笑)
漸く自分の人生を、といろんな挑戦を始めた私は今、楽しくて。
収穫どころか種蒔き状態です(笑)
舞台、楽しかったなー。
「軍鶏侍」という時代小説の朗読劇で、私は、二役(チョイ役)と最後のナレーションを担当しました。
このご時世、私は、出演者皆で舞台に立てること、それだけでありがたいと思っていました。
毎朝、抗原検査キットで確認。
(もう、ドキドキでしたよ!)
そして、なんと、人生初のマスクをしながらの上演!!!
息苦しいじゃない、表情わからないじゃない、声が通らないじゃない等々、いろんなことを危惧したけど、クリアしたみたい。
今回は、万人よりお褒めのみ頂戴いたしたことは身に余る有難さでござる。
面白かったというお客様のお声が一番嬉しかったです。
とにかく全てに感謝のワタクシ。
出演者同士でも、技量の差があり過ぎて…とおっしゃる方もおられました。
『そこはお互いカバーし合えば良いのでは?』
『お客様が面白かったという感想と共にお帰りくださったら、それで充分なのでは?』
と思ってしまう私は、甘いのかもしれません。
余韻に浸り過ぎて電車を乗り過ごされたなどと聞くと、それだけで嬉しくなってしまうのでした。
作家の野口卓さんもご覧くださいました。(後から知ったから良かった笑。事前に知ってたら間違いなくキンチョーー怖)
『ああ、終わってしまったな』と、心にも秋風が吹き渡っています。
でも、同時にまた新たな挑戦が目の前にあります。
『頑張ろうっ!』
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