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素敵な人になる時、時間もお金も要らない。

今の自分を肯定すればいいだけ。

ただそれだけでいい、のだと気づく。

既にあなたは素敵な人なのだから。

もし、そう思えないなら、素敵な人であることを忘れているだけ。

あーだ、こーだ、と目の前のことに追われる時もあるけれど。

先が見えなくなる時もあるけれど。

「素敵」の定義は千差万別。

私には私の、
あなたにはあなたの、素敵な人でいようよ。

それだけで、人生は楽しい。


5年前、職場で出会った、ひとつ年上の女性と交流があった。
彼女は美しい人だった。
実際、入社時には受付嬢をしていた、と言っていた。

結婚、出産を機に私が所属する職場に転籍してきた。

その後、彼女は転籍や休職を繰り返すことになる。

私はその度に彼女の復帰を待ったり、慰めたり、励まし合いながら、お互いに働く母として働いてきた。

ある異動をきっかけとして、長期休暇に入り、彼女は退職した。

私は彼女が辞める(辞めた)ことを、知らなかった。

直接彼女と話ができないまま、社内広報で知り、直ぐ連絡したが、既につながらなかった。

それを選んで欲しくなかった。
会いに行こうと思った。

でも、
強引に会いに行くことは出来なかった。

会社に所属することを辞めた彼女は今、どんな人生を生きているだろう。

連絡は取れなくなってしまったが、あの頃よりも笑顔が増えていたらいいな、と思う。

人生の岐路に立たされた時、他人から見えるのは「結論」のみで、それに至るまでの過程はその人自身しかわからない。

ただ、

ひとつ言えるのは、関わる大切な人達のおかげで「結論」に至れるのだ、ということがわかった気がした。

そう考えると私は彼女にとって大切な人ではなかったが、全然構わない。

結論を決めるのは自分。

結論に至る過程は、大切な人との関わりの中で積み上げられていく。

彼女を通して、私は学ばせてもらったと思う。


ありがとう。

いつか再会できたら笑顔で手を振ろう。

そしてお互いの近況を語り合いたい。

世界平和は、ひとりひとりの心の内にあります。 共に明るい世界を築けていけたら幸せです。 今日もありがとうございます🌸