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英語の環境づくりは、金銭的な投資と「質」が一致しない。

こんにちは!英会話習得アドバイザーのArisaです。

今日は、環境づくりは、金銭的な投資と「質」が一致しない。というタイトルでお話していきます。

環境は、楽に自分を変えてはくれませんが、成長出来る環境に身をおくことは、かなり重要になります。

しかし英語の環境づくりと言って、成果が出づらいにも関わらず、高額な商品となる「英語ビジネス」も多く存在しているので、しっかり解説をしていきますね。

英語圏に行ったら、英語が話せるようになる!

英語環境内で生活しているうちに、「自然と英語が身に付く」

過去の私を筆頭に、日本人の多くの方はそうイメージしてしまいがちです。

しかしながら英語環境に入っても、それをうまく使うことが出来なければ、英語の習得はできません。( 赤ちゃん、幼児を除きます。)


お金で買える「環境」は一部でしかない。

英語環境を手に入れる手段としてメジャーなのが、「留学」「ワーキングホリデー」ですよね。

ワーホリは、職業の制限もなく自由に働けるという特権がありますが、多くの場合、英語の習得を目的として「ESL」という英語を学ぶための学校に入ります。

なので両者ともに、英語の習得を第一目的として英語環境へ向かいます。

そこで出国にあたり、エージェントを通すケースが非常に多いです。

Visaの申請が、全て英語になるため大変なことと、言葉も満足に通じなく、全く知らない土地で生活をしていく訳なので、エージェントを通すことは安心材料の一つになります。

しかし、このエージェントが用意する英語学校の授業料が、異常に高い。学校によってもちろん差はありますが、だいたいの相場感がこんな感じです。

・私立語学学校の年間授業料が約120万円
・大学やカレッジ付属のESLは約150万円
DMM英会話Blogから引用

学校だけでも大した金額ですが、さらに別途、渡航費用、毎月の家賃や食事代、交通費、娯楽費などが加算されます。

これだけのお金を払って、英語圏に入り、英語が学べる環境を買うということになります。

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しかしながら、一切の保証はありません。

120万円払えば、英語がネイティブレベルにいく
150万円払えば、英語で仕事が出来るようになる

上記は、全く約束されていないことです。

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言語学習をされている方は、身をもって体感することの一つだと思いますが、学校での授業を受けたからと言って、日常でも使える英語が習得できるのかは、話が全く違うものになります。

スクールで、英語の知識は買うことができます。
しかし、英会話の感覚・スキル は買えません。

スクールで出会った日本人同士で、旅行しながら楽しんで、目的の英語力UPは不完全燃焼で終わる人たち、また違う国のESLに通い直す人たちを見てきました。

なので、お金で買える「環境」は、ほんの一部でしかない。ということに、気づくことは大事だなと思います。


環境は、工夫で「作り上げる」

今ほど外国人が日本にいなく、インターネットが発達する以前であれば、お金を払い「留学」「ワーキングホリデー」を活用して、英語圏に住むことが、最適な選択肢だったのかもしれません。

しかし今の時代、環境を作るために、無理に出国する必要はありません


毎日英語を話したければ、まずオンライン英会話があります。これは、多少のコストはかかりますが、留学や対面型の大手英会話スクールに比べると、各段に安い投資で「毎日英語を話す環境」が手に入ります


また、ランゲージ・エクスチェンジを使えば、日本語に興味を持っているネイティブと出会うことが出来ます。自分は日本語での会話を提供することで、金銭を発生させずに、英語を話してくれる相手が見つかるわけです。


家の中でも、常にYouTubeやNetflixなどで、英語の音声が効き放題。空いた時間は英語のドラマをつけっぱなしにして、英語環境にいるような体験ができます。

また、それを流すツールである、PCやスマホ。これらの設定を英語に変えることも、手軽に出来る環境づくりになります。何気なく見てしまうものなので、言語設定を英語にすることは、効果が高くおすすめです。

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言語学習者には、「嬉しいツール」が揃っている時代
工夫しながら、必要な環境は、自分でつくっていきましょう。

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1番のおすすめは、働くこと

私の一番のおすすめは、英語を使う働き方 にすることで、英語環境を作ってしまうことです。

大人になると「働くこと」に、大半の時間を費やすことになりますよね。なので、職場が英語の実践世界であったら、学習者にとっては最強な環境になります。

なぜなら、お金を頂きながら
英語のレベルアップが出来るからです。

わからない単語はまず調べるし、
返答の表現もわからなければ、絶対に調べます。

・どんな風に会話がされているか?
・どんな文章が使われているか?

既に働いている先輩が行っているやりとり、作成しているメールをチェックすれば、使える表現に出会う宝庫 です。


その上仕事では、適度なプレッシャーがかかります。

プレッシャーがある中で、同じシチュエーションに何度も出会います。例えば、同じ質問を、違うお客様にされる。といったことが起こりますよね。

なので例え嫌でも、英語を覚えたり、英語で出来ないことは、どうしたら出来るようになるか?それを考えるものです。


私は、「英会話スクール」をその環境の場として活用しました。

カナダから帰国当初は、まだまだかわいい英語力しかなかったです。

でも英語講師ではなく、マネージメントを行う日本人スタッフとして、外国人の先生と共に働くことができました。先生達とのコミュニケーションの中で、数多くのことを学びレベルアップが出来たのです。

なので、英語がたまらなく好きな方へは、英会話スクールは、通う場所ではなく、「働く場所」として強くおすすめします。毎朝出勤したら、海外に来ているという状態になりますよ。


最後に

英語環境を作るために、多額のお金を投資するルートもあれば、工夫次第で、お金を頂きながら環境を作れるルートもあります。

お金をかける場合には、
リターンとして何が得られそうか?
そのリターンは、投資額に合っているものか?

英語環境を探し求める場合には、ぜひ気をつけてみてください。

基本的には、英会話習得に高額な費用はかからないと私は考えています。そして、世の中の多くの「学びの本質」は、同じだと思っています。


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