英単語を覚えることは、ポケモンを覚えることに近い
こんにちは!英会話習得アドバイザーのArisaです。
英語習得に取り組んでいると、まず最初の壁として出てくるのが、「単語をどうやって覚えるか?」だと思います。
文法は感覚でわかってくる要素が多いと思うのですが、単語だけは、意味を知らない限りは、どうにもなりませんよね。
そして、最終的には知っている単語量が多い方がどんどん楽になります。表現の幅は広がるし、ジャンルが異なるトピックについて、理解しやすくなるからです。
この記事では、「ではどうしたら、効率よく英単語は覚えられるのか?」という所で、解説をしていきますね。
早々に挫折する単語帳
日常会話で使われる英単語が、500個~1000個くらいにまとめらている「単語帳」を持っている人が多いと思います。
しかし持っていても使いきれずに、挫折しやすいアイテムNo,1。私はそう思っています。
理由としては様々ですが、興味を持ちきれない & 情報量が多すぎる ことが考えられます。テストのための短期記憶ならいいんですけどね。
ポケモン151匹の覚え方を思い出そう!
そこで思い出して頂きたいのが、ポケモンを覚えた経験です。
小学生の頃、「ポケモン」が流行ってませんでしたか?
1997年にアニメがスタートし、子ども達の間で一気にブームになったポケモン。今でも世界中で大人気アニメですが、私が小学生の時に登場し、当時151匹のキャラクターがいました。
そのキャラクターの名前が「ミュー」とか「ピジョン」とか、まるで英単語。横文字のオンパレードです。そして、コイル、レアコイルといった似たキャラクター名も多かったですよね。
その当時の親世代にとっては、見分けもつかず、全て怪奇な名前に感じたはずです。
しかし、ポケモンの世界にはまっている子ども達にとっては、名前を言えるのことが当たり前でした。
友達との話題でも、必然と出てくるポケモン。決して「151匹を覚えよう!」と努力した訳ではありません。だけど、覚えることが出来ていました。
その覚え方とは?
ポケモン言えるかな?という、歌が大ヒット!懐かしのこの曲です。
今考えると、マーケティング上手だなと感じます。ポケモンを浸透させるために、この奇妙なキャラクターの名前を、まず子ども達に覚えてもらえるように作られた歌。
リズムもノリがよくて、楽しいから、「何度も歌ってしまう」
何度も何度も、同じ歌詞を歌うことで、私たちは確実に「151個のキャラクター名」を覚えることができたのです。
英単語はどうしてますか?
さて、英単語を覚える場合は、どういうステップを踏んでいるでしょうか?
もし、書いて覚えよう!としていたり、黙読にて暗記をしようとしていたら、まず、何度も何度も、単語を声に出して読むことにシフトしてみて下さい。
更に、いきなり覚える範囲・単語数を増やさないこともポイントです。個数を増やすよりも、同じ単語を日常で「ふと思い出してしまうレベル」になるまで、一定期間繰り返すことの方が効果が高いです。
忘れづらくなり、確実に力になるのですね。
単語だけでなく、文章での暗記がおすすめ!
また、出来るだけ単語だけではなくて、その単語が使われている文章を読むことを強くおすすめします。
名詞に限っては単体でも効率が良いですが、出来たら、どんな単語でも一緒に使い方まで覚えてしまった方が効率がアップしますし、記憶に残りやすいです。
使い方を覚える例を出しておきますね。
例)comfortable
意味:快適、心地よい
単語を辞書で調べると、必ず例文が載っています。その例文を使用します。
▼いくつか例文があるケースが多いです。
その場合は、自分が一番理解しやすい、たった1文に絞ることがポイントです。
例文)
After a long journey, I was looking forward to sleeping in a comfortable bed.
長い旅の後、心地よいベッドで眠れることを楽しみにしてた。
例文まで読むと、下記のような何か「イメージ」が一緒に湧いてくると思います。
こういった情景をイメージしながら、音読をするととても良いです。すると、自分の持っているイメージや、情報に英単語が紐づくようになっていきます。
そう学習していくと、自分が普段生活する中で、「心地よいなぁ」と感じるシーンに出会うたび「comfortable だなぁ」と思えるようになっていきます。
上記のようなシーンで、comfortable が浮かんで来たら、日常で「ふと思い出してしまうレベル」に到達していますよ。
まとめ
単語の覚え方の何か参考になれば幸いです。学生時代の英単語の暗記は苦痛でしたが、短い英文を1日2文章だけ取り組むようにしたら、とても面白くなっていきました。あとは、その理解できた文章の反復ですね。
ポケモンヒット世代の方は、過去に必ず出来ていたことです。ぜひその方法を英単語の暗記にも応用させましょう!
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