システム手帳と歩んだ7か月を振り返る。フォアキャスティング的行動計画手法も紹介。
閲覧ありがとうございます!長月です。
3年前期が終わったぞシリーズ(?)第2弾は、システム手帳との出会いとともに歩んだ7か月を振り返り、その中で編み出したオリジナルの行動計画手法も紹介するよ!という超まとまりのない記事です!
短編集として読んでくださると嬉しいです!
システム手帳を本格的に始めたきっかけを振り返る。
システム手帳を始めたのは、昨年の秋ごろでした。
大学の課題で活用するための資料集として使い始めたのがきっかけです。
しかし、そのときはあまり本格的に活用しているとはいえませんでした。
単純に、小さめの携帯用ノートとして課題で使う情報をまとめていただけだったので。
私が2代目のシステム手帳を迎え本格的に活用を始動させたのは、2022年が始まるタイミングです。
昨年の冬、2年次の実験科目で班員の指揮がうまくいかず、学業が本当につらくなった時期がありました。
どうしようもなくなったとき、先生が紹介してくださった当時4年生の先輩方にとても助けていただきました。
先輩方は今でも私の憧れです。
2年次を無事修了できた私は、自分もあの先輩方のように、強くて優しくて、苦しんでいる誰かに手を差し伸べられる人になりたいと思うようになります。
次第に、自分の理想像が具体的になってきて、「今の自分を変えたい」という気持ちが抑えられなくなりました。
その頃に「7つの習慣」という考え方に出会い、手帳を本格的に使い始めることを決断し、現在のメイン手帳であるダヴィンチのビジネススタンダード(ミニ6ジャストリフィルサイズ)を購入しました。
この手帳をメインにしよう!と決めた理由は、卒論発表会でのスーツ姿の先輩方がとても強く印象に残っていたので、
「私も、2年後にはあのステージに立って堂々と発表できるような立派な4年生になっていたい」
という思いがあり、その決意を忘れないようにするにはスーツに格好よく合わせられる手帳が一番良いと考えたからです。
3年前期、システム手帳をどのように活用したか?
システム手帳の使い方はかなり試行錯誤しましたが、最終的には「私は今、自分のために何をやるべきなのか?それは何故か?」を見失わないようにするための地図のように使っていたように思います。
基本的には学業における予定を明確にして確実に課題と試験対策を仕上げていくことをメインとし、さらにオリジナルメソッドの「プロジェクト管理」を使いつつ第二領域のタスクを空き時間に組み入れて将来の自分への投資もしていました。
また、あの昨年の冬のように挫けそうになったときには、自分の気持ちを書き出して苦しさの原因を自覚したり、状況を打破する解決策が思いつけば記録しておいたりして、なんとか持ち直せるように「心の支え」となるものを自分で構築していく努力もしました。
手帳をとにかく常に持ち歩き、少しでも迷うことがあればいつでも開きました。
先生や先輩がくれた助言も書き留めていくことで、見返すたびに勇気が湧いてくる……そんな手帳になっていったように思います。
ちなみにですが、私は手帳に「運気アップアイテム」(ゴッホの絵柄のカードミラー、四葉のクローバーの押し花、ウミネコの折り紙、しいたけ占いの印刷)も綴じていたりします。
自分なりの運気アップアイテムを綴じておくとそこからも勇気をもらえるのでおすすめです!
システム手帳の効果。
そのようにして手帳を7か月活用した結果どうなったか?といいますと、一番実感しているのは「目の前の問題にアプローチする能力が向上した」ということです。
今までの私も、何かの問題にぶち当たったときには自分なりに解決策を考え出して前進していく努力をしていました。
しかし、手帳がそばにあることで、ただ問題を解決するだけでなく、「『確実に』この問題を解決するには、どのようなアプローチが最適だろうか?」と考える癖がついたように思います。
確実な結果を手に入れるための計画メソッド「タイムリープ」。
手帳をうまく使うと、「今私がこういう行動をとったとする。すると、未来で得られる結果はこういう感じになる」ということが予想しやすくなります。
これは、過去にとった記録がデータとなって未来の予測が可能となることによりますが、さらに、それによって未来に失敗をする可能性に気づけるようになり、計画を変更して失敗を予防することができるようになるのです。
未来の失敗を予防する方法について、私のオリジナルメソッド「タイムリープ」を紹介します。
例えば、2週間後に試験がある!でも10日後には課題の提出もある!他にもやることがいっぱいだ!という状況だとしましょう。
そこで、2週間後にすべてうまくいくためにはどうすればよいか?ということを考えるために、あらかじめTODOをすべて整理しておきます。
まず、「TODOを現実的に2週間で実行していくとすると、まず明日はどんな日になるのか」を想像します。
想像したら、次は明後日について、その次は明々後日について……というように、1日の行動を次々と日を進めて想像していきます。
このとき、「この日は頑張って作業をしたから、次の日は疲れて昼まで寝てしまうだろうな」というくらい、リアルに1日を想像してください。
これを2週間先まで行い、1日につき1行程度ずつ、実際にその日を経験したかのように"日記"を書いていきます。
すると、どこかのタイミングで「詰んでしまう」日が出てくる可能性が高いのです。
詰んでしまったら、それ以前の日の"日記"を見直して、詰みの原因となる行動(やるべきことをしなかったという行動も含む)を発見し、詰みを予防するために"日記"の行動を書き換えます。
これを繰り返して、2週間後の日に上手くいく"日記"が書ければ、そこにある2週間分の"日記"が、2週間後に高確率で成功を手にするための最適な行動計画となっているというわけです。
……普通に2週間分の計画を立てるのと何が違うの?という話ですが、このメソッドを使うと、限りなく現実的な計画が立てられるというメリットがあるのです。
普通に計画を立てた場合、欲張ってしまったりして無理な計画を立ててしまい、実行が困難に……ということが起きやすいですが、明日以降を「予想する」という手法をとれば、理想ではなく現実を見ながら行動を考えていくことになるため、明らかに無理な計画を立ててしまうことが起きにくくなります。
私は、問題解決において確実なリターンを得るためには、確実に実行できる計画を立てることが最重要だと考えています。
これは、いわゆるフォアキャスティング的な考え方の計画メソッドであり、フォアキャスティングで行われるような地道な改善をシミュレーションとしてやってしまうということを行っています。
ですが、あらかじめバックキャスティング的に立てた計画が現実的に可能かどうかということの確認にも応用できるメソッドだと思うので、そういった活用方法も面白そうですね!
……まあ、実はこのメソッドは手帳がなくてもできるのですが、手帳を活用するという前提であれば、完成した"日記"をウィークリーのメモ欄に書いて毎日意識できるようにしておくのがおすすめです。
大事なことを常に意識しておける環境を提供してくれるのも手帳のいいところだと思います!
言い訳的あとがき
本当にまとまりがない感じになってしまいましたが、「手帳エンジョイしてます!これからもエンジョイします!」ということが伝われば嬉しいです(汗)
では、今回も読んでくださりありがとうございました!
長月でした。
こちらは中高生向けですが、ティーンズでなくても入門編としてめちゃくちゃわかりやすかったです。kindle unlimitedバージョンもあります↓
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