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小宮春平(湿地帯を作る人)の保全活動

今回の記事は、最近フォロワーの方がとても増えてきましたし、振り返りや自己紹介も兼ねて現在どのようなことに取り組んでいるかの共有をしようと思い、記しました。


自己紹介

小宮春平、1998年3月生まれの25歳です。
最近は専ら湿地帯保全ばかりをやってますが、元々は怪魚や珍種を狙って国内外あちこち旅していました。メコン川でGiant Salmon Carp を探して惨敗したり、アフリカで古代魚探し旅をしたり、絶滅した生き物を追いかけたり。その内に有明海の特異性に惹かれ、本格的に保全に関わるようになりました。
2016年頃には関わっていた有明海保全活動の一環で、やながわ有明海水族館の開設と初代館長を勤めさせて頂き、2019年頃には筑後川水系高良川にてブラジルチドメグサ防除作業を行い、1年後には根絶に至りました。

そんなこんなで色々ありつつ、2020年頃からは友人の繋がりで通い始めた鳥取で、様々な希少種の発見を経て「こんなに希少な環境が残ってるのなら、鳥取の水辺も誰か保全しないといけないだろう!」となり、鳥取に拠点を移して活動しております。

個人の身の上話を長々しても仕方がないので、自己紹介はこのくらいで。
もし読みたいという奇特な方がもしいましたら、そのうち記そうと思います(笑)


鳥取県での活動

私は現在、八頭町の地域おこし協力隊に所属しており、鳥取県八頭町を中心に活動しています。それらの活動はスタッフてして所属させていただいている(一社)鳥取県地域教育推進局の全面的な協力のもとに推進しています。また、八頭町役場や農事組合法人八頭船岡農場、緑豊かな自然課と連帯しながら活動を進めています。


湿地環境の再生とアメリカザリガニ対策

旧船岡町(現在の八頭町南西部)の溜池と周辺のフィールドにて、湿地や周辺の里山の環境再生に取り組んでいます。
溜池にはアメリカザリガニが多数生息していたため、駆除を実施、2022年8月~2022年11月の間だけでも4000匹近くを捕獲し、根絶には至っていないものの低密度化に成功しました。また、10月には水落とし(池干し/掻い掘りとも)を行いました。翌春には池の透明度が回復し、水底からはミズハコベが繁茂するようになりました。
雪解け後の2023年3月に罠を用いた駆除を再開しましたが、現在は1日/10匹未満と捕獲数は減少しています。


管理開始から1年後

また、溜池の上流部の水田跡地にはビオトープを造成し、アメリカザリガニの影響を受けない水辺環境を整備しました。
2022年の夏頃にはシードバンクから再生したキクモやミズオオバコ、車軸藻類が繁茂し、飛来したガムシやクロゲンゴロウなどの水生昆虫で賑わいました。

夏場のビオトープ

この場所は両生類にとっても重要な産卵地です。2022年にはサンインサンショウウオ、ヒキガエル、モリアオガエルが、2023年にはさらにヤマアカガエルも産卵に訪れました。
周辺の耕作地は放牧地としての活用が進んでおり、この谷の水辺を利用する生き物たちにとっての避難所の役割を果たしています。

夜中には多くのサンショウウオを見ることが出来る

湿地環境の再生とアメリカザリガニ対策に関しての詳しい記事は準備中です。


耕作放棄地の解消と生物多様性保全

旧船岡町内の獣害と利水のしにくさから放棄されてしまった農地で、生物多様性に配慮した稲作を目指し活動しています。
耕作放棄から年数が経ち荒れた農地を開墾し、2022年6月には水田化、田植え体験などの体験活動の場として活用しました。また整備が間に合わなかった残りの部分はビオトープとして整備し、トノサマガエルやドジョウなど、水田生物に配慮した水管理を行っています。

耕作放棄地→再生田

昨年の収穫後、生物への影響が少ない冬を待って整備を再開しました。水田面積の拡大しつつも、ビオトープや避難所となる水深のある水路などがモザイク状に連続する設計としました。

様々なエコトーンを有したモザイク状の湿地を水田内にも造成。生物の避難所としての役割を期待。

整備から1年を迎えた再生田には、サンインサンショウウオが多数訪れています。水田部分だけでも20個を超える卵塊が見られ、文字通りサンショウウオが湧く田んぼ になりました。

サンインサンショウウオの卵塊

農業との生物多様性保全の両立を目指す取り組み

八頭船岡農場は米部門だけでも80ha以上の農地を有しています。そのうちのひとつ、1ha程の耕地面積のこの谷では飼料用米の生産が行われていました。この谷には鳥取県絶滅種のデンジソウをはじめ、多様な水生昆虫、両生類を確認しています。 
そこで谷の最奥の水田跡地を活用し、農薬の影響を顕著に受けるデンジソウの保全地を造成しました。

水田跡地のデンジソウ

また、1haもある谷の中断の水捌けの悪い休耕田もビオトープ化。利水のための水路整備で影響を受ける両生類や水生昆虫のための代替湿地としました。
代替湿地への誘因を促し、誤って両生類がコンクリート水路に産卵しないよう、冬季の泥上げ作業や水を流さないといった取り組みも行っています。農作業に支障をきたさない範囲で、棲み分けと最大限の配慮を行い、ひとつの谷の中での農業と生物多様性保全の両立を目指します。

休耕田内の代替湿地。近年確認され始めたアライグマの対策も行っている。

ため池跡地の活用

八頭町内の廃止された溜池

近年は、防災上の観点から使用されなくなったため池の撤去が相次いでいます。しかしながら、中山間地域のため池が生物多様性の重要な役割を果たしていることも多々あります。そこで、撤去後に利用されることなく放置されているため池跡地を、生物多様性保全の場として活用できればと考えました。

ため池跡地で発見された食虫植物モウセンゴケ

そこで、八頭町内の廃止されたため池の中から比較的良好な環境が残っていて保全の優先度が高いため池を選定し、八頭町の協力を得て地域との調整を行いました。
今後は、遷移(陸地化、乾燥化)の防止や侵入しつつある竹林の管理を行い、モウセンゴケやニッポンイヌノヒゲなどの湿生植物、コガタノゲンゴロウやガムシなどの水生昆虫の生息環境の維持に取り組んでいきます。また、このため池跡地の活動は鳥取県地域教育推進局環境部 MIZUNOBA に参加している学生たちが主体的となって行う予定です。

また、現在(2023年3月)撤去が進む別の溜池にはミナミメダカが生息していました。八頭町内のミナミメダカの生息地は少なく、この池のミナミメダカは希少な個体群でした。そこで、工事前にミナミメダカを捕獲し、系統保存を行っています。
工事後には、ため池跡地の湿地環境を整備し、ミナミメダカが再び生息できるような環境作りも目指しています。

廃止された溜池に生息していたミナミメダカ

ため池の廃止を、生物多様性の破壊の側面だけで捉えるのではなく、なるべく廃止によるダメージを減らし、生物多様性の保全、再生に繋げていくことが大切だと考えています。


マルバオモダカの生息地保全

2021年までこの池に生息していたマルバオモダカの最後の2株

マルバオモダカは環境省RDBで絶滅危惧II類に指定されている希少な植物です。鳥取県内には2021年時点で2ヶ所の生息地がありましたが、2023年現在は1ヶ所のみとなりました。

また、最後の1ヶ所の生息地も10年程前に使用されなくなり、現在は周辺の木々が成長し浅瀬の陽の光を遮り、水面はヒシ、浅瀬はヨシが占有する状況となっていました。

ヨシ刈りの様子

そこで私たちは、管理者に相談し、池周辺の木々の間引きやヒシ/アシ苅りを実施、マルバオモダカの生息環境の維持を実施させていただいています。

最後の生息地で旺盛に繁茂するマルバオモダカ

今後はさらに地域コミュニティとの繋がりを深め、継続的に維持管理をしていくための関係性の構築を目指していきます。


ガシャモクの生息地保全

発見された池。中国地方屈指の多様性があった。

2021年10月に、鳥取県東部にてガシャモクを発見しました。ガシャモクは国内では3ヶ所にしか現存していない極めて貴重な水草です。鳥取県を含む中国地方では初の発見となります。
また、同じ溜池からはエゾヤナギモも確認されました。エゾヤナギモも国内では長野県を南限とする希少な水草です。鳥取県の水草の多様性が従来の認識よりも多様で、希少な種が数多く残る重要な地域であることが示唆されました。
これら植物の発見は、私に鳥取移住を決断させるには十分なものでした。

さらにこの池からは、ミズニラ、サイコクヒメコウホネ、センニンモ、フトヒルムシロ、イトモ、キクモ、ジュンサイ、サワトウガラシ、ニッポンイヌノヒゲなど、多数の水生植物が確認されました。

これらの発見は、親しくして頂いている専門家の尽力で、植物地理学会に2021年末に報告でき、2023年3月現在は公表待ちです。

そこで、鳥取県地域教育推進局の全面的な協力のもと、保全に向けた準備を進めてています。
また管理者の方に、極めて豊かな多様性が保たれた池であることをお伝えしたところ、管理者からは希少な水生植物の保全について好意的に捉えて頂きました。現在、管理している集落や行政との調整を進めてつつ、有識者にアドバイスを頂きながら今後の維持管理の方針を検討しています。


小さなビオトープ

保全活動を進めていると「うちの敷地にビオトープを作れないか?」といった相談を受けることがあります。そこで、現地を視察し、その場所にあった形での小さな水辺環境の創造に取り組んでいます。

水捌けが良いため、地中にプラ船を埋めたミニビオトープ

立地や環境によって利用種は様々ですが、両生類やトンボ、水生昆虫は早い段階で水辺を見つけてやって来てくれます。
生き物たちにとって避難場所や中継地となるような小さな水辺が増えるだけでなく、裏庭のような身近な場所で生物多様性に触れることが出来る機会を提供することも、保全にとって大切な要素のひとつです。

畑の奥に作ったミニビオトープには今年サンショウウオが産卵に訪れた

県外での活動

生物多様性の保全は社会問題のひとつであり、鳥取県だけで完結するものではありません。国も生物多様性保全に向けた様々な方針を打ち出し、保全を後押しする仕組みや理解も広がってきているように感じます。
私自身も出来る限りの貢献をするため、仕事として鳥取県で活動する傍ら、休日等を利用して他の地域での保全活動やその支援を行っています。

※これらの活動は協力隊の仕事の範疇を逸脱してますので、私的な活動として対応しています


ヒシモドキ保全活動(福岡県)

美しい緑のヒシモドキ

ヒシモドキは環境省RDB絶滅危惧IB類に指定されている希少な水草です。元々は日本各地の平野部に普通に見られる植物でした。しかしながら、近年は激減し、福岡県では1ヶ所のみとなっています。

くるめウスの筑後川水系の水路水槽。ヒシモドキだけでなく、カワバタモロコやアリアケスジジマドジョウが泳ぐ

そこで、2020年頃から筑後川防災施設くるめウスや久留米市と協力し、域外保全を開始しました。
くるめウスでは、系統保存だけでなく、職員の方の機転で水族展示にも活かされ、筑後川水系に本来あった自然環境を再現した魅力的な展示にも活かされています。

油流出事故直後の写真と蘇ったヒシモドキ

しかしながら最後の生息地には2022年6月に鉱物油の流出事故が発生、ほぼ全ての個体が死滅する自体となりました。そこで同月、ヒシモドキについた油の洗い流しや、弱りカビの広がった個体の除去など、必死の復旧作業を行い、ヒシモドキの生命力にも助けられ群落は何とか持ち直しました。

再生区のヒシモドキ

鉱物油の流出事故後、最後の生息地の脆弱性や絶滅リスクの高さから、生息地そのものを再生させていく取り組みが必要となりました。それらの取り組みを実施するため福岡県に働きかけ、2022年9月に筑後川水系の県管轄の水路での再生実験に取り掛かりました。
同水系内の周辺から、生息地に近い植生などを考慮し再生区を選定、今後侵入する可能性などを考慮し周辺の特定外来生物ブラジルチドメグサを予防的に駆除後、ヒシモドキを導入しました。
まだまだ脆弱な群落ですので、今後も再生区の状況に注視していきます。


支援依頼への対応

知人やSNSから、各地で生物多様性保全に対する質問などが送られてくることがあります。そういった質問が保全て重要な契機になることも少なくありません。そこで出来る限りの協力と支援を行い、必要に応じて現地に赴いて支援や調査等を行っています。

事例紹介1 兵庫県の干潟での調査

干潟に生息するハボウキ

以前からお世話になっている方に、非常に豊かな干潟があるので、ぜひ干潟屋の目線で見て頂きたいとの連絡を頂きました。
その場所は二次干潟だったのですが、タイラギやハボウキなどの大型二枚貝が多産する極めて貴重な環境でした。またツバサゴカイの巣管を確認、掘り上げてみると、中からオオヨコナガピンノも見つかりました。
これらの情報を西宮市貝類館に共有、両種ともこれまで兵庫県内からの報告が上がっていない可能性が高く、次回のレッドデータに反映して頂ける運びとなりました。

ツバサゴカイとオオヨコナガピンノ

この干潟を見つけた知人の優れた観察眼が希少な環境を見落とさず、私に教えてくださったことで行政にも共有でき、適切に対応することが出来ました。


事例紹介2 千葉県での活動支援

トウキョウサンショウウオ

Twitterから、千葉県南部の丘陵地帯にて、トウキョウサンショウウオがアライグマの食害に合っているのでどうにかならないかといった相談を受けました。
口頭での現地の把握が難しかったため、千葉県へ赴き、アライグマ対策の試案やビオトープ増設、保全地域の管理道の造成などに取り組みました。

ビオトープ造成の体験

また現地で関心のある方々からお話を聞き、近隣市町村での里山保全活動を視察させて頂きました。
同地にはトウキョウサンショウウオやヤマアカガエルの他、ミナミメダカも生息しており、それらに適したビオトープ等の作り方に関してご提案させて頂きました。


その他の活動

現場での保全活動の他にも、保全活動の基礎となる生物相の調査や、環境問題解決に向けた普及啓発活動にも取り組んでいます。


生物相の把握

保全活動を行うためには、様々な情報が必要です。しかし私は在野の一般人に過ぎず専門家ではないため、情報を共有して頂けることが稀です。また、そもそも記録がない空白地帯も多く、少ないリソースで効率的に保全活動に取り組むための情報収集に努めています。

実際に行ってみないと分からない

2015年頃からは淡水魚、干潟の生き物、2020年から両生類、2021年には水草、2022年に水生昆虫と、付け焼き刃ではありますが、フィールドを把握するための最低限の知識を得るため勉強しつつ、また詳しい友人たちの力を借りながら調査を進めています。
2021年以後、鳥取県のため池400ヶ所をはじめ、水田跡地、水路や河川環境(現在進行中)などを網羅的に調査し、把握に努めています。また、これらの情報はリストにまとめ、随時行政や博物館、各分野の専門家に共有し、少しでも公共事業や研究等に役立てればと考えています。

また、光栄なことに福岡県RDB貝類分科委員も拝命しております。鳥取県での活動の都合上長期間継続的な調査が出来ず申し訳ない限りですが、2017年~2019年に個人的に福岡県有明海側50地点を調べた時のデータを元に、年に4-5回、3-7日間の短期間/重点的な調査を行い、RDB更新に向け現状の把握に努めております。

有明海での調査の様子

普及啓発活動

生物多様性の理解の促進のため、体験学習や環境教育の推進、また今後の時代を担っていく次世代のプレイヤーの育成に努めています。

学校近くの公園に本気の採取へ。
子どもたちの身近な場所で、大人が全力で楽しむ姿を見せれば、室内学習でも魅力は伝わる

有難いことに、小学校での環境学習や高校の調べ学習などを依頼してくださることがあります。
環境学習は通り一辺倒な内容では、なかなか関心が深まりません。そこで、小学校の室内学習では、事前に学校ごとに通学路や近くの公園など、見知ったフィールドの生き物を調べ、身近なはずなのに見落としていた非日常的な楽しさを伝える努力をしています。

鳥取から日程調整し、久留米で防除活動を行った

高校の調べ学習で本来はオンラインのインタビューだけの予定でも、前後の休日を利用して実際にテーマに沿った活動を提供し、体験として知ってもらえるように努めています。
久留米高校の調べ学習を例にとると、外来種ブラジルチドメグサを有効活用出来ないかという疑問に対して、実際の駆除の苦労や食用に向かない不味さ等も含めて、五感で体感して貰うことで、考察を深めることに繋がると考えています。

鳥取空港のイベントに出展させて頂いた際の特設水族館/ザリガニ釣り体験

また、MIZUNOBAの学生たちの協力もあって、環境系ではないイベントでも特設水族館のような出展を行い、少しでも多くの方々の目に触れるような機会の提供も行っています。

蝶の観察会を開くために盟友たちが長野県から来てくれた

加えて、次の時代を担っていく若手の育成のため、可能な限り様々な機会の提供に努めています。
日々の保全活動だけでなく、各地で活躍する若手のプレイヤーにオンライン勉強会を開いてもらったり、彼らのご厚意で実際に現地で観察会の開催に漕ぎ着けることもあります。
また、こちらから学生の方々と共に日本各地の希少な環境や保全活動の視察に赴くこともしばしば。現時点では、これらの活動は私や盟友らの私費に頼っているので限界がありますが、経験は何よりも大切です。可能な限り機会の提供に努めていきたいと考えています。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
最近の活動を振り返ってみて、2022年3月に鳥取で最初のビオトープを始めた頃には想像もしなかったくらいに活動が進展しました。人生、動く時は突然なのだなと驚いております。

最近は暗い話題ばかりが聞こえてくる生物界隈。耕作放棄や溜池の廃止が示す通り、今の急速な生物多様性の劣化の要因のひとつは、社会全体が生態系サービスを享受しているのにも関わらず、分担すべきその負担を極わずかな人達に押し付けてきた仕組みの破綻だと感じます。
だからこそ、今は生物多様性の大切さを知っている私たちが全ての責任を背負ってでも、維持しなければならない時だと考えています。
本当に大切なことだとしたら、それに気付いた人達が協力して、適切な分担と管理に落ち着いていくのではないでしょうか。現に今、教育推進局が尽力して下さっていますし、学生さんが集まり、農場や役場の方々が協力して下さっています。そうして少しづつですが、私が拾い集めていた守るべきものを、皆で分担して支えるような流れが出来てきているように感じます。

すぐに全てが上手くいくなんてことはありません。ですが、こうやって少しづつ輪が広がって、そう遠くない未来にきっと、より良い社会になっていくのだろうという確かな実感があります。
それまでは辛く苦しいことばかりで、誰かに泣きつきたくなることもしばしば。でも、この仕組みを創り上げるまで。もしくは全国で活躍されている保全活動家の方々が環境問題の解決方法を導き出すまでは、頑張ろうと思います。

だって、豊かな自然環境で、見たことがない生き物を探して楽しみたい。そんな贅沢過ぎる夢を見てしまったのですから。そんな未来を求めるならば、豊かな自然環境が甦るその日まで、求めるなりの責任を果たさなければなりません。
責任の伴ってない言葉なんて、誰が信じますか?笑
大言壮語な空虚な主張にならないように、出来る限りのことを精一杯やっていこうと思います。そして、何の心配もいらないくらい豊かな自然環境が再生したら、また幻の生き物を探していろんな場所を旅するつもりです。

というわけで、2023年3月現在の私の活動はこんな感じです。1年後にどこまで進んでいるか想像も出来ませんが、後悔しなくてよい実ある一年にしていきたいです。

今回はこの辺りで。重ね重ね、読んで頂きありがとうございました。

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