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【お知らせ】FUJIFILMさんと、コラム連載のこと。

 文章を書いたり写真を撮っていて良かったなあと思うことのひとつに、“出会い”があります。「何かをしていれば、出会いなんて往々にしてあるだろう」とお父さんならきっとそう言いますが、そんな当たり前のことだとしても、こうして口に出して文字にすれば、胸がキュッと引き締まるものです。

 さて、この度、FUJIFILMさんのWEBメディア『IRODORI by X Series』で、連載コラムを執筆することになりました。このように出会ってくださったFUJIFILMさん、IRODORIさん、お会いできてとても幸せです。出会いはいつだって、素敵なものですから。ということで、初回のコラムが本日公開されましたので、皆さま、ぜひお読みになっていただければ嬉しいです。今年2月にひとり旅で訪れた地中海沿岸諸国のこと、それから、そこで撮った写真をたくさん載せています。

 今回のテーマは、「わたしはどうして、旅をするのか」です。旅をする理由はたくさんありますが、“きっかけ”となるような理由は、どんな方であっても、およそひとつなはずです。わたしの場合、それは“恋”でした。

 わたしは自身のことをあまり誰かに話すような性分ではありませんから、“恋”について書くなんて、それはそれは恥ずかしいことなのですが・・・そうですね、結果として、書いて良かったと思います。書いている途中は、入浴剤代わりに砂糖を入れたお風呂にレモンを浮かべながら浸かっていたような、そんな気分でした。甘くて酸っぱくて、ああ、思い出すだけで恥ずかしいです。

 ひとつ心配しているのは、本当にこんなコラムで良いのかなあってことです。カメラの宣伝のひとつでも文章に織り交ぜても良かったのしれませんが、わたしの恋を書くのに、どうしたって、そんな余地はありませんでした。ちなみに、今回撮影に使用したカメラは、FUJIFILM X-S20です。 

 “ありあといえばフィルムカメラ”という印象を持たれる方も多いのではないかと思いますが、実は、デジタル一眼レフカメラも持っていて、お散歩やひとり旅などたくさん持ち出しています。このカメラを購入するのに、一体どれだけバイトを頑張ったかなあ、思い出すだけで、ちょっぴり泣きそうです。それくらい、欲しいカメラでしたし、購入して、後悔はありません。性能などを詳しくここで述べるつもりはありませんが、“モノ”に対する良し悪しを、わたしは自身の生活における幸福度で測ることが多いです。X-S20を買って良かったということは、つまりそういうこと。わたしはいま、幸せです。

 次のコラムは、何を書こうかなあ。考えるだけでよだれが出てきますね。ということで、連載コラム執筆のお知らせでした。

FUJIFILM X-S20 フィルムシミュレーション:Nostalgic Neg.

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