だから、天然素材の服が好き
少しずつクローゼットの中にエシカルな洋服が増えてきた。
わたしのエシカルな服の基準は
人に優しい・社会に優しい・地球に優しい
いつか手離す時に、
将来世代や地球に迷惑をかけない服
そんな服を探していると行き着いたのは天然素材
天然素材とは
自然世界の中に存在する素材
コットン・絹・麻・リネン・ヘンプ・ウール
・天然素材の服は丈夫で長く着ることができる
・生産・加工・廃棄の時のエネルギー使用が少ない
・堆肥化できるものもある。
地球にとっていいことがたくさん。
でも、それだけではありませんでした。
天然素材は静電気が起きづらい？
それに気付いたのは今年の冬。
「あれ？今年、静電気が発生してないな。」
「肌が乾燥してないな。かゆくならないな。」
静電気はプラスとマイナスの電気が結合しようとして起こる通電現象。
天然素材の服は、吸湿性・吸水性があるので、肌も乾燥せず静電気が発生する環境が生まれにくい。
静電気は体に悪い
静電気が発生すると、体に悪影響を及ぼします。
・免疫力の低下
交感神経を刺激してアドレナリンが分泌される。血糖値が上昇しビタミンCやカルシウムの減少する。それによる、免疫力の低下。
・肩こりや睡眠不足
帯電により筋肉の緊張する。
・ほこりの吸着
静電気が空気中のほこりを集める。ハウスダストを吸収してしまう原因に。
経年変化を楽しめる
天然素材の服を着るようになるまで、経年変化という言葉さえも知りませんでした
経年変化とは
年月が経つうちに製品の品質や性能が変化すること。革の質感の変化、デニムの色落ちなど。
使っていくたびに“味が増していく”、ということです。
驚いたのは洗濯した後の肌触り。
こんなに変わる？
ってほど、生地がやわらかくなりました。
特に気に入ったのは、麻の素材。
やわらかく、程よくしわが出来てこなれ感がでた。
正直、天然素材の服はシワが出来やすかったり、色落ちしたりします。
この経年変化を味ととるかは、人それぞれだと思います。
でも、わたしはそれが自然のことだと思う。
便利になりすぎて不自然なことが普通になっているからこそ、自然の原理に気付くことができにくくなっている。
わたしはこの経年変化が、自然そのものでとっても好き。
自然の中にあるもの。
自然そのものがもつ変化に触れることができる。
これは、わたしが天然素材の服を愛するようになった大きな理由です。
初めは、将来世代のため・地球のためと思って選んでいた天然素材の服。
実際に、着て過ごしてみると自分自身にとっていいことがたくさんありました。
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