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【はじめに】コーチ、メンター、広報。仕事をするひとが自ら《迷い》や《悩み》から自己をみつける支援をします!

 はじめまして。「エンパワ総研」を主宰する橘 ハコと申します。48歳になり、ふと元気で今のように仕事に邁進できるのは、あとどのくらいなんだろうか?と考えた日がありました。もっと正確に言うと、「あとどのくらい、企業から需要があるのだろうか」という怖れの思いでした。

人生を俯瞰で観たとき、残された時間を想像して焦る


 私は2023年でフリーランスとして15年目になり、ベテランと言われることが増えました。会社員経験よりもいつの間にか長くなっています。そんななか、加齢と共に活躍の機会が減っていくフリーランスの存在を多くの場面で見送ってきた経験があるのも事実。「人生100年」と謳われ、働き方改革が進みたくさんの多様な働き方が現実化していつつも、「仕事をもらいにいく」限り、需要と供給の現実においては年齢による制限というのは残念ながら存在するのです。そこで、改めて自身の年齢を自覚したとき、2つのことを行ってみたのです。

1.現在生業としている仕事の分解


 幸運なことに、企業広報のプロ人材として現在恵まれた環境にありますが、明らかに心の踊る業務、局面と、苦しくて嫌いな業務とが混在していることがわかりました。生きていくうえでこれからも続けていく仕事であれば、苦しくて嫌いな業務も内包したパッケージとして行っていくことはあまり問題なさそうです。

 一方で、「人生100年」を見越して楽しく仕事をしていくのであれば、前者の「明らかに心の踊る業務」を見出し、そこに特化していけたら両立が楽しいのではないか。そう考えたのです。

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 私の場合それは、「人とコミュニケーションをとる」こと、また、「そのコミュニケーションから突破口を築く」ことである、とわかりました。コミュニケーションとはさまざまなタイプがありますが、交渉・折衝といったネゴシエーションと、受けて転じる会話など、広報は実に多くの人と日々コミュニケーションをとりますが、メディア関係者とのコミュニケーションには「ただの会話」だけでは不十分であり、ネゴシエーションのレベルを向上させることが不可欠。私はそれらが非常に得意であるとわかりました。
 同様に、取材・インタビューも好評で、企業から指名を受けることも少なくなく、これは会話から次の質問を引き出し、相手が本当に語りたい本人すら気づいていない真理を引き出す対話術が肝要となります。
 
 これらいずれも得意なので成果も出ますし、なによりも楽しいものなのです。

2.分解した「好き・得意」での実績と展望を構想

 次に、見出した「好き・得意」な内容での実績を書き出してみると、というか書き出すまでもなく、過去に企業内でリーダーシップクラスとマネジメントクラスの研修を主宰させていただいた経験が真っ先に浮上しました。
 研修メニューの構築から各講義の内容、進め方、テキスト作成、評価の仕方などはもちろん、何よりも大切で重責であったのは、人間一人ひとりの成長に全身で対峙することでした。始める当時、人を導くという責任の重さに押しつぶされそうになりましたが、人数や回数を重ねるごとに、わかってきたことがありました。

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 「真剣に対峙することで、本人が自ら殻を破って本当の自己に目覚める瞬間がある」ということ、そして、目覚めた人間はスパークする細胞分裂の瞬間のように飛躍的な成長をする、ということ。これらを幾度も目の当たりにしました。要するに、何かを教えるのではなく、導くことで人はエンパワーメントされ、自らがガソリンとなって自分を走らせていくのです。
 クラスを修了した人のなかには、独立して海外に移住して夢をかなえた人や、会社をつくったりフリーランスとなったりした人や、企業のなかで役職を得て重責を担う人などさまざまに活躍をしています。
 そして、自分は一度でもこうして人生のいっときに立ち会わせてくれた方々を生涯かけて見守っていきたいと(勝手ながら)思っているのです。

人と関わり、エンパワーメントし合うことで「頼もしい自己」を生きる

 これらのことから、生きていくために続ける「生業」の他に、迷えるビジネスパーソンのメンター、コーチとしての仕事を立ち上げることにしたのです。そう、これからの人生を楽しく生きるための、ライフワークとして育てていくつもりです。

 まずは簡単な決意表明と自己紹介とさせていただきます。

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