
コンクリートと木の混構造の家
沖縄県沖縄市に計画した住宅です。
沖縄の建築物はコンクリート造で築かれたものが圧倒的に多く、全体の9割を超えます。大型の台風の存在はその一因ですが、この地域の暑さから生活を守るという点においては、コンクリート造の選択は十分な回答ではないと考えられました。
本計画では、1階をコンクリート造、2階を木造で建物を構成することでコンクリートの持つ剛性と木のもつ断熱・調湿・柔軟性、違う素材の特性を巧く混ぜ合わせてあげる(チャンプルーしてあげる)事で、過酷な環境の中でも、十分に、またポジティブに快適な室内環境を形成する事が出来ると考え、計画を行いました。
ぜひ、ご視聴ください。
2019年度建築九州賞 受賞
2016年度第18回木材活用コンクール 「木材活用特別賞」受賞