見出し画像

一級建築士受験(学科)において   心がけること

初めまして。TKです。

初めての投稿では、一級建築士受験の心構え(学科)を数回に分けて
記したいと 思います。

では今後の記事構成

1.一級建築士は本当に難易度の高い資格なのか
2.まずそろえる教材について
3.予備校の必要性について
4.学習時間について
5.実際の試験について

では始めます。

1.一級建築士は本当に難易度の高い資格なのか

結論:試験内容はそれほど難しくない

一級建築士は、計画・環境設備・構造・法規・施工の5科目構成で計125点のうち100点(8割)をとれば必ず受かります。

合格最低点は毎年変動しますが、100点取れば受かるので気にする必要はないです。

出題形式はマークシート式の1問4枝となっています。

出題内容は、毎年ほとんど似たようなものが出されますが、文章の雰囲気を変えてきたり、4枝中1枝初出題が織り交ぜられるというヤラシイ出題となっています。

これらに対応すべく学習時に念頭に置いておくべきは、

「なぜこの答えが正解になるのか」を考えることです。

例えば、「コンクリートは打設後、日射が当たるようにし、乾燥させるようにする」
という出題があったとします。

答えは×です。

なぜか、

コンクリートは水硬性であり、水分が存在する環境で強度発現するので、もちろん答えは×

となるわけです。

「理屈は分かったけど、こんなの一問一問やってたらとても時間が足りないよ・・・」と考えたそこのあなた。

今年落ちますよ。

なぜか、

それは、「一つの理屈を理解するだけで他の問題にも対応できるようになることが理解できていないから」です。

例えば、コンクリは水で硬くなることだけ覚えていれば

コンクリの現場水中養生と気中養生のどちらがより強度が発現しやすいかわかるようになるはずです

含水比と強度の関係が分かるようになるはずです。

そう、一級建築士学科試験の出題原則は

「一つの基礎理論が形を変えて出題されているだけ」なのです。

これを無視して、「過去問○○年分やれば受かる」だとか「過去出題の変形で出題されるんだから余裕余裕」なんて考えていると、むしろ「受験一か月前なのに全然勉強できてない・・・・」「ちょっと文章の雰囲気が変わっただけで解けない」「初出題なんてわかるわけない」といった状況になります。

効率よく、最短で、不測の事態にも備えて合格したいのであれば、まず
「なぜこの答えが正解になるのか」を考えることです。


今回は以上。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?