健康の話 その2

前回のおさらい

日本の医療
*医療費自己負担3割
*病気になってから病院で治療が中心
*医者に頼る医療
*赤字の病院が増えている

アメリカの医療
*医療費自己負担10割
*病気にならないための予防が中心
*自己責任の医療=自分で考える医療
*予防医学というビジネスが発達

日本とアメリカでは医療の考え方が違うようです。

今回は日本の医療について、さらに深堀りしていきます。

日本の三大死亡原因≪がん≫≪心疾患≫≪脳血管疾患≫
*老衰が脳血管疾患を上回っていますが、老衰の定義が定かでないため、今回は省略。

2人に1人が三大死亡原因によって死亡するわけですね。

この三大死亡原因に共通していることは、どれも【生活習慣病】が関係しているということです。

そもそも生活習慣病とは?

食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。
以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。

日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などはいずれも生活習慣病であるとされています。

19世紀まで人類の健康上の課題は感染症の克服でしたが、この課題がほぼ解決した先進諸国では20世紀以降に疾病構造が大きく様変わりして、生活習慣病が主たる死亡原因となっています。

2000年には厚生労働省により、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「健康日本21」が策定され、9分野(食生活・栄養/身体活動・運動/休養・心の健康づくり/喫煙/飲酒/歯の健康/糖尿病/循環器病/がん)について数値目標を定め、国民健康づくり運動が推進されることになりました。

2008年には新たに内臓脂肪蓄積を基盤とした複合リスク病態であるメタボリックシンドロームおよびその予備群を2015年までに25%減少する目標が追加され、より強力な生活習慣病撲滅対策として特定健診・特定保健指導が進められています。(厚生労働省 e-ヘルスネットより抜粋)

以前までは感染症が問題視されていましたが、生活習慣病という新語が出てきたのは最近の話ですね。(平成の出来事はだいたい最近)

ちなみに成人病から生活習慣病へ改めたのは、100歳まで現役医師を務めた日野原重明先生です。

では、生活習慣病が食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどが発症の原因であるということはわかりました。

具体的にはどう結びついているのか?

次回はその中で、食事を中心にお伝えします。