継続コーチング体験記 セッション第3回目
コーチングのクライアントさんに了解を得て、ご自身にセッションでの体験を記事にしてもらう連載の3回目。
前回のテーマはさとうさんの苦手な人についてでしたが、今回はさとうさんの中にある感情をじっくりと味わうセッションになりました。
報告者について:さとうさん
43歳 女性 転職歴4回。
職場も仕事も決して嫌いではないが、充実感は得られていない。次のキャリアを悩み中。
コーチングについてよく知らないままに偶然あらやんさんを知り、お試しでコーチングをしてもらったことをきっかけに、「何か変化があるといいな」とぼんやりと思いながらコーチングをいったん受けてみることにした人。
セッション第3回目
キーワード
・感情を味わう
ぼんやり思ったこと
・感情を意識しながら話すと楽?
今回のレポートについて
セッションの記録をお伝えする前に。
実は、これまでのレポートはセッションを受けた直後〜1日のあいだに書いていました。
今回は、サボってしまい(言い訳としては予定が詰まっていて)、4回目のセッションの直前に当日の自分の解読不明なメモと格闘しながら書いています。
セッション開始
アイスブレイクで最近の状況を伝えるところからスタート。
本当は、前回のセッションからのTODOとして、日常で感情が大きく動かされる(心がザワつく)時に、自分の中の「サブパーソナリティー(*)」が「本当はどうしたいと思っているのか」を意識をしながら過ごすことを自分の目標として立てていたのすが、この期間、結構仕事の中で(人間関係が)しんどいことがあり、自分の気持ちを観察する余裕もなく過ごしてしまっていました。
ただ、ペルソナ化されたサブパーソナリティは意識できなかったものの、言語化できない抽象的な感情の塊は意識されていて(また意味不明な文章ですみません)、そうした感情を探っていくセッションとなりました。
そんなこんなで今回は、あらやん さんの言葉を借りると「あじわうセッション」として、私が感じた「しんどさ」の源となっている感情がどこから来ているのか、この感情に紐づいている過去の経験などを、支離滅裂に一方的に話してしまった回となりました。
過去の私的体験をベースにしたお話となったため、事細かに記すことはできないのですが、セッション中感じたのは、普段、友達に悩み相談をする時や自分が整理できていない考えを説明する時って、心のもやもやを持ったまま、自分でも「なんかちがう」という気持ちを持ちながら話していることが多いのですが、今回の「あじわうセッション」は「もやもや」の素に焦点を当てて話しているので、謎解きをしていくような感覚がうっすらとありました。
ただ、過去の出来事を人に話す時に本当に事実を話せているのか、という疑問は心の中に生じており、自己正当化したくないという気持ちがある一方で、自分のことをよく思われたい気持ちがあることを認識せざるを得ず、普段蓋をしている自分の気持ちの悪さを垣間見てしまいました。私って、カッコつけなのね。恥ずかしい。
「大人はズルい」という言葉が頭にちらつきましたが、ズルいのは「大人」ではなくて「私」なんですね。
そんな私のマインドから繰り広げられる数々の、「私こう思うんです」「こんなことがあったんです」という、犬も食わない、猫なら逃げ出す話を「ふむふむ」とあらやん さんはひたすら聴き続け、時折「これ、いま話されている様子をみて直感的に感じたことなんですけど、間違っていたら言ってくださいね。」という鏡のようなフィードバックをくれます。
こうしたフィードバックをもらうと、自分のことをチョット客観的に見ることができたり「自分が気がつかなかった、自分が気にしていること」を知るきっかけになったりします。
今回は、かなり感情的にお話をしていたのですが(ここだけの話、話していて涙が出てきました)、こんな過去の話も含めて、これまでの3回のセッションの中で自分が頻繁に口にしていることがあったのでした。
それは、「部屋が汚い」ということ。そう、確かに、言ってる。
ひょっとして、数年前に流行った「トキメク魔法の〜」とか「断捨離」が取り扱う問題が私のもやもやに繋がってるのか!?ってか問題、そっち?!
そんなこんなが頭にちらつきつつ、今回、過去の話が出たことをきっかけに、次回までに「人生曲線シート」なるものを書いて(忘れちゃったらセッションの中で書くのでもOKとのこと)、それを元に次のセッションをすることになりました。
号泣したらどうしよう。
コーチングFAQ
今回のセッションで生まれた疑問をあらやんさんに聞いてみました。
さとう:今日のセッションで、私が自分の部屋が汚いことを気にしていることを結構口にしてたんだなって、実は驚いています。今日の話と直接的には繋がってないんですけど、フィードバックをもらった時、なんか気持ちが抜ける感覚がありました。
あらやん:繰り返し出てくる言葉って、実はリソースを使っているというか、意識していないところで脳のメモリを使っていると思うんです。気がつくといつも同じことを考えてしまっていることってありますよね。それを客観的に認識することでメモリの開放につなげる、そんな感じですかね。(*)
さとう:なるほど。(確かに、パソコン遅い時ってタスクマネージャー開けて、どこがリソース使ってるかみるもんなぁ。裏で動いているプログラムを知ることが必要ってことね)
*IT業界にいた私向けに、パソコンの挙動を例にわかりやすい説明をしてくれています。
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次回もお楽しみに!
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