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非合理のあたたかさと美しさ

こんにちは。
あやかいろです。

久しぶりの投稿です。

今日は、ふと”非合理”の持つ美しさを感じた話です。

あなたは「本」は何で読みますか?

スマホやキンドルなどのデバイス?
それとも昔ながらの紙?

私は1つ自分のこだわりがありまして、
ビジネス書はデバイス(Kindle)
小説は紙
という分け方をしています。

本当は全部紙で読みたいです。

でも、持ち歩きの手間だったり
いつでも読めるという合理的な理由から
ビジネス書はデバイス上で読むようにしています。

小説だけは持ち運べず読めるタイミングが限られても
紙で読み続けています。

紙で読むと、

紙の手触り
紙の匂い
紙をめくる音など

五感が刺激されながら読むことができて
それがとても好きです。

ある日、ふと
カフェで紙の本を読んでいる女性を見ました。

その女性の姿がとても美しく
見惚れました。

もちろん容姿がきれいというのもあったと思いますが
それだけじゃない気がする。

なんでこんなにも美しいんだろう。

考えて気づきました。

不合理がゆえの美しさが滲み出てるんだ、と。

合理的ではないことを選択できるのは
余裕があるからだと思ったんです。

余裕があるから、合理的とかそんなことに囚われず
自分の大好きなものに全力で向き合える。

そんな姿を美しいと感じたんだと。

本を読むのが大好き。

でも荷物が多くなるから外に持って出ず
日中は時間がないから外では読まない。

仕事を終えて、寝る前に小説を読むのが日課です。

余裕がない。
自分の好きなものと向き合う余白が十分にない。

五感を使って不合理のあたたかさを存分に味わいたい。

不合理を、勇気を持って受け入れて
自分が好きな時間に思う存分向き合う美しさを持ちたい。

日々ITの発展やAIの発展で
世界が便利や合理的に向かって進み続けてる。

もちろん恩恵を受けることもあるだろう。

でも、これでは人類のもつあたたかみや美しさが
失われてほしくない。

これらが失われるくらいなら
便利にならなくていい。

そう思います。

最近、イーロンマスク氏らAI専門家、業界幹部らがAIの開発を6ヶ月間停止する訴えをしたね。(2023年3月31日時点)

AIがあまりにも発達したことで
絵だって、音楽だって、フィクションだって文章だって
まだ人間にしかできないだろうと思われていたことが
一気にそうでなくなってしまった。

この先人類がどうなってしまうかのか
人である意味はなんなのか?

ずっとそわそわして不安でした。

でも、少しだけ落ち着いきました。

一時的なことだから、これからどうなっていくかはわからない。
AIの発展は止まらないだろう。

でも、そんな中でも自分が大事にしたいことや
心が躍り、美しいと感じるものを大事にしたい。

不合理だっていいじゃないか。
人間だもの。

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