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映画「くちびるに歌を」

 「読む療育」目指しています。
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「笑わないガッキー(!?)」が話題になった映画だそうです。
 自閉症の息子さんを持つお母さんからおすすめされましたが、笑わなくても新垣結衣さんは魅力的だし、それより何より生徒役の子どもたちの演技の上手いこと!そして自閉症の青年の役を演った渡辺大知さん、圧巻です。

 決して障害者をメインに扱った作品ではないです。主人公の元ピアニストも、そして彼女が産休代替として赴任した先の中学校の生徒たちもそれぞれ心に重く暗い枷(かせ)を抱えています。それでも前を向いて生きていこうとする姿に胸を打たれるストーリーではあるのですが、自閉症の兄とその弟くんがとにかくもう、、、泣かせてくれる。後半ずっと号泣でした。

 この兄弟のお父さんが最低!というレビューも見ましたが、きれいごとじゃ済まない現実があり、もし私が当事者で、こんな風に絶対思わないか?と問い詰められたら言葉に詰まりそうです。

 アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ」が頭の中でリピートしますよ。合唱って良いものだなぁとしみじみ思えました。

 自閉症児や障害者を扱った映画が増えたような気がします。見たい映画がどんどん溜まってくる。
 そんな話もまた今度。

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