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展覧会《マティス展》@東京都美術館

おはようございます。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。

今日は現在上野の東京都美術館で開催されているマティス展のお話です。6月に一度子どもたいと一緒に観に行ったのですが、会期終了前にもう一度1人でゆっくり見に行きたいな…!

色、形、線、冒険のはじまり マティス展

20年ぶりの大回顧展。
マティス作品のみ約150点を楽しめる贅沢な展覧会です。
詳細は公式HPでご確認ください。

油彩、彫刻、切り絵に最後は礼拝堂まで。
マティスのアート活動が詰まった展覧会になっていました。
試行錯誤のあとを追える。
なぜ作風が変化していったのかが辿れる構成になっています。

どこまで本質に辿りつけるのかという挑戦

写実性の高い絵は何を描いているのか見てわかる。

でもリアリティーを削って、どこまでいったら「なんだか分からないもの」になるんだろう。

その限界点はどこなんだろう。

ぎりぎりのラインを線で色で形で攻めていくマティスの挑戦の中にどっぷり浸かれる展覧会でした。

ある日突然一つの作品が出来上がるわけじゃない。
時間に沿いながら作品を観察することで気がつくことがある。

マティスが見たもの、見たかったものをもっと知りたい。

マティス、コリウール、色彩

マティスが滞在して色面を使って作品を描き始めた町が南仏にあります。
コリウールというその町中にはマティスが描いた絵のパネルが置いてあったりする。
留学中にたまたま訪れた私にとってその絵と目の前の景色が強烈で、「色で絵を描くってこういうことか!」と思ったのです。
夏のコリウールは空も海も陽の光もカラフルで鮮やかでした。
マティスの絵に説得力を感じたのはきっと同じ景色を見ることが出来たから。
それ以来、好きな画家は誰?と聞かれると」マティス」と答えています。

コリウールについての記事はこちらにも書いてます。


あー、もう一度マティス展見にいきたいな。


ではでは〜

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