質問力はあなたの人生を決める。
こんばんは。
長らく塾講師や家庭教師をしていると、たくさんの質問を受けます。
そんな中で気になっているのは質問の仕方。これが・・・なかなかの差!!
パターン1~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A「先生これ教えてください」
あ「これかな?どこまでできた?」
A「全部分からない」
あ「どこもわからなかった感じかな。じゃあ最初からいくとね・・・」
A「・・・・・・ここまでは分かった」
あ「あぁ、そこは分かったのね。じゃあどのあたりから分からなくなったのかな」
パターン2~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
B「先生、この問題ここまでは分かったんですけど、どうしてこうなるのかが分からないんです」
あ「これだね。ここまでできたんだね。この先は〇〇の公式を使ってみたらどうかな」
B「それか!あとは自分でやってみます!」
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2つのパターンを見比べてみて、いかがでしょうか。
明らかに解決するスピードはパターン2の方が上ですね。この方は「質問すべき内容」を事前にまとめ、「自分でやること/質問すること」を区別しています。そして何より質問した本人が時間をかけずに解決できることは、講師の立場から見ても嬉しいものです。
一方パターン1は、自分は質問さえすればいい、どこが分からないのかを探る作業は全て講師に丸投げという感じです。「これも講師の仕事じゃんか」と言われればそうかもしれませんが、将来会社の同僚や上司にこんな質問をしていたら本人が知らぬ間に不都合なことが起きやすくなるのが目に見えています(^^;そして段々人からスルーされやすくなるんです。
質問する力、「質問力を上げる」ことが勉強のみならず物事の解決スピードを一気に押し上げてくれます。
「人に質問するときに長くなるなぁ」「相手によく聞き返されるなぁ」という方はぜひ以下の部分を意識してみてください!
①質問を具体的に落とし込む
「この問題が分からない」のさらに先を行ってみてください。「ここまではできた」「ここからが分からない」と、まるで旗を立てるように突き詰めていき、「どうしてこの答えになるのか分からない。この方法を試してみたんだけど」というところまでいけたらまずはOK!👍
②自分の思考過程を相手に伝える
①で突き詰めた過程を質問する相手に伝えましょう。友達でも、先生でも、だれでも①まで突き詰めたことを聞けば「あぁ、質問するまでにここまで頑張ったんだな。期待に応えてあげたいな(*^^*)」と感じます。
③相手の立場を考えて質問する
塾講師ならまだいいのですが、友達、家族、社会に出たら同僚、上司は他のことをやっている可能性が高いですよね。塾講師がヒマというわけじゃないよ(笑)
質問するときって、相手の時間をいただくんです。
その気持ちを忘れないで質問してくださいね。
同時に理解力も上がって一石二鳥!!(*'ω'*)
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