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こくこく船を漕ぐ国語に乞う
塾講の話なんだけれど、中3の一番アホクラスの国語の授業で、人はホンモノを認識できない、という説明的文章の問題を扱った。話の流れは、自分が思っている彼は彼の思っている彼と全く同じであることはないってとこから、ホンモノの彼を認知することは出来ないと入り、そっから多分イデア論的な内容、「まなざし」による認知の変化に移り、最終的に筆者が推奨する、自分を相手に理解してもらうには、自分のことは話さず自分の居る
もっとみる自分で貯める自分の為
自分のために生きる、こう書くと横暴に見えるけれど、少し優しく、吐息を混ぜて呟くように、一人でいるときに唱えると、ふっと気持ちが軽くなるような、個としての自分が圧倒的多数に囲まれた世界から、階段一段分だけ際立つような、そんな気分になれる、何も傲慢になっていいなんて言ってない、ただ人として人とまじわって生きていると、たまに自分の行為が何を基準にしているのかハッキリしなくなってくる、勉強するのは学位を取
もっとみる恋愛フィクションで言うところの友人ポジションは現実でも確かに存在する、一度相手へのベクトルの色を変えて仕舞えば、それは'まなざし'となり確実に両者の関係性と方向性を変えていく、そしてどういった原理か、ピンクに染まった間のヒモを染め直すのは難しいのだ、恋した人は失う、早かれ遅かれ。
前述したことに関して、但し恋愛脳であることは信頼関係の構築を大いに阻害するという意識があることも述べたい、純粋に相手に興味を持って、もっと話したい意欲をすべてピンクの額縁に収めることの愚かさは既に経験済みなので、単純にコイツやべぇ!って相手と爆笑しながら仲良くなる気概はわすれない