見出し画像

実写版かりあげクン・第4話雑感

 Twitterでの反応を見てたら、女子就活生二人への反応が山ほどあった。そこで始めて二人が私立恵比寿中学のメンバー(小林歌穂・中山莉子)だと知りました。我ながら最近の芸能情報に疎すぎますね。

 二人の掛け合いが妙に慣れてると思ったらメンバー同士だったとは。しかも9年前から加入(入学?)なのでもうツーカーの仲らしく、ファンからは「かほりこ」の愛称で親しまれているそうで。となると今回はエビ中ファンへのサービス回ですね。仲良しコンビの通称があるくらいだなんて、ライブで観たらさぞ楽しいことでしょう。

 そんな中でも主人公のかりあげは相変わらずフリーダムです。そして器用。以前は社内の女子にネイルアートを施したかと思ったら、今度はたこ焼きを焼くわ、ラテアートで取引先の社長を喜ばせたりと出来ることが多すぎ。その情熱が少しでも仕事に向いたらねぇ、なんて周囲や上から言われそうですが、成果はそれなりに上げてるようであまり嫌味も言われない。いたらいたで周囲を沸かせられるし、清水さんの言う通りミステリアス、というか不思議な男です。

 毎朝の遅刻ぶりや課業中の睡眠など、かりあげの不真面目要素はいくらでもあるものの、就活生並みに頭を下げて謝罪したり、さらには「毎朝同じ話しかしないから(その時間分だけ遅刻した)」と何だかんだと理由をつけて自身の行動を周囲に納得させてしまう。いかにもアイツらしい、という強烈な個性とオーラを持つ男。
 ほんにゃら産業としては厄介者と捉えることも出来そうですが、上司への敬意(という名のゴマすり)を忘れてはおらず、先のラテアートのように才能を生かして他人を喜ばせられる人間でもあるため、クビにする理由もない。だからこそサラリーマンとして喰っていける男。それがかりあげ正太なのです。

 あと前回予告で窓際さんのブラインドが再登場したため御本人もかと思いきや、それで遊んでいただけでした。ちょっと残念。
 しかし次回は「愛の記憶喪失」と波乱の展開が予想されます。幽体離脱時でも落ち着きが無いのは原作でも描写済み。さて、記憶喪失になったかりあげはどんなキャラになってしまうのやら? 変わり者のかりあげが普通じゃなくなるわけですから、ねぇ。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?