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草津で山の幸と海の幸を同時に味わう!(※ひろゆき氏へのマジレス含む)

 一日間を置いたが、また友人らとの草津旅行記録を書きたい。

 湯畑を観て、合わせ湯に入り、湯もみショーで驚いたとなれば、残るはグルメ。旅館はあえて素泊まりにし、かつて友人がココを訪ねた際「最高だった」というお店へ訪問。予約済でスンナリ入れた。宿と飯、行きの特急切符はそれぞれ別の友人が押さえてくれたもの。彼らには感謝しかない。

 今回の参加メンバーでお品書きとにらめっこ。草津で、というか温泉宿の街だからこその「宴」を楽しもう、とまずは一品料理を頼みつつ酒を呑み、〆で寿司だな……の流れとなった。

 というわけで、ここからは飯テロ&酒テロ画像をお送りしたい。

これで「ふくろかん」と読みます
辛口とあるが、とにかく飲みやすい。即からっぽ
舞茸の焼き。先端のパリパリ食感がたまらない
こちらも山芋の焼き。とにかくシャキシャキで酒に合う
軽く二本目に突入。「貴娘」はどんなだ?
これも呑みやすい。自分にとっては甘口でした
何の料理だか忘れたけど良かった
唐揚げ。これは分かる(そりゃそうだ)

 写真を忘れたが、これとはまた別に御銚子を一本開けている(おそらく『大盃』だったはず)。計3合も呑んですっかり良い気分に。
 そして〆は、

特上寿司!

 ここで頼まずしていつ頼む、である。山の中で海のものを食べる、これを贅沢と呼ばずして何なのか。最高である。


 いつだったかこんな記事を書いた。ひろゆき氏が山本県知事とのトークで「群馬なのになぜ寿司?」と語った折りに、少々マジレス気味で書いた話である。

 ひろゆき氏は「山菜とかが美味しいのに『寿司を出す』というズレに気付いてない」としていたが、やはりマジレスすると、逆なのだ。それを分かったうえでやっている
 そもそも温泉街の寿司屋で特上のネタが食べられるのは最高に贅沢な話だし、どこの地域でもやっているに違いない。にもかかわらずなぜこんな山奥の場所でそれをやる必要が? という点にひろゆき氏は引っ掛かるモノを感じたのだろう。

 しかし、山奥の温泉街ゆえにこだわりの寿司を出したいと考えているとしたら、どうだろうか? 基本的に寿司は海産物であり鮮度が重要視される。だが海沿いの温泉街ならともかく、草津のような山奥の温泉街で寿司を出す場合、鮮度の良い魚介を確保するルートが重要になってくる。つまり海との繋がりがなければ不可能だろう。
 もちろんこれは海産物に限ったことではない。画像として出した山芋や舞茸といったメニューも十分すぎるほど美味しい。これもまた質の良い生産地とのネットワークが無ければ確保できないのである。

 すなわち
「我々が有する、海を含めたあらゆるコネクションを舐めるな」
 
なのだ。
 山の中でもこのクオリティーの海産物を出せるし、もちろん他のものだって十分美味しいものを用意できますよ? ウチらはそれくらいことが可能なんだよ! という自信のこそがあの「寿司」といえる。
 海なし県だからと山の幸だけにこだわるのは当たり前過ぎる。だからこそ群馬はあえて「寿司」にトンでもない情熱をかけていると言っていいのだ。

 海の幸と山の幸、両方で酒が呑めるなんて群馬は最高ですぜ?

今回お世話になったお寿司屋さん。素晴らしかったです

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