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イントロクイズナイトvol.11レポート&参戦記

 前回は昨年冬に開催されました。その際の模様はこちら。

 前回でもう10回目を数えながらも、自分はイベントそのものに初参戦でした。本格的なイベントスペースでのクイズは、これまで体験してきたクイズのオープン大会とまるで雰囲気や空気が違うため、実に緊張感がありかつ新鮮さを味わえたのを覚えています。成績もあと一歩で予選突破、という悔しさもあったため、次があったら必ず来ようと思っていました。

 そしてこの夏、8ヶ月ぶりにイントロクイズナイトが帰ってきたのです。

 周りを見渡すと、イントロクイズ界隈の方々はもちろんですが、お初の方も結構おられます。普通のクイズはプレイしてるけど、イントロクイズに触れ始めてここへ、という方々も多いようで。
 とはいえイントロに手慣れた側でも、ホールや会議室を借りての大会とはまるで訳が違います。表を見れば宮下公園を始め、超繁華街・渋谷の夜景が映えること(会場はガラス張りのビル4Fです)。こんなところでワイワイやりながらクイズやれるなんてなぁ、と感慨に浸ってしまいますね。
 しかしここはお酒も飲めるイベントスペース。しんみりした気持ちは置いといて、賑やかに行きましょう。実際、休憩終了後はこんなノリでした。自分はあいにく帰路でクルマを使うため、お酒で乾杯とはいきませんでしたが、場内の熱気に乗っかれたので実に良かったです。

 さて前回は疫禍のこともあり1チーム最大4名でしたが、今回はそれ以前のスタイルに戻って5名になりました。チームメンバーは参加者の経験を踏まえて受付時にその場で割り振られるのですが、

自分はGグループに。すると……

 いざ集まってみれば前回と同じ方、そして江戸川橋のクイズルーム・ソーダライトやクイズバー・スアールでお会いした方ばかり。今度こそはやりましょうとリベンジに燃えたり、足を引っ張らないように頑張りますと想いは色々。かくいう自分もまずは予選突破、前回の未練を晴らしたいところ。まずは目指せ1◯。

1回戦・ルール説明時の様子。
左は司会進行の土屋大輔氏(重甲ビーファイター!)、右はイントロマエストロ・藤田太郎氏

 そして出番が来ました。するとチームメイトが初っ端から飛ばす。出題範囲は「昭和歌謡」「J-POP」「洋楽」「アニメ特撮」かつ年代も満遍なくですが、自分にとっては守備範囲でない部分をメンバーがしっかりと正解を決め、チーム全体で順調に◯を積んでいきます。
 で、出題の流れがやたらと「魚」繋がりなので、これは何か来るなと思っていたところ、

◯『熱帯魚/岩崎宏美』

 よっしゃ、昭和歌謡を獲れた! 我がGチーム、好調な滑り出しです。
 7問目のボード問題もチームメイトが上手く拾い、勝ち抜けリーチ。その後はチームメイトがしっかり正解して、見事に予選突破・1抜け! やっぱりこの瞬間が一番楽しいですね。

 敗者復活は見学モード。何かしらの「テーマ曲・楽曲」が流れるので作品名を答えよ、というもの。ここで2チームが復活。
 そして迎えた準決勝、ここからはちょっとだけシビアです。

 しかし出題ジャンルはループするので、問題前にある程度身構えることは出来ます。次は歌謡曲かアニソンと分かっていれば「よっしゃ、来い!」という気分で迎え撃てますからね。何が出てくるんだ? と幅広くアンテナを張らずにある程度絞れれば心理的にも違います。

 そしてここでもチームメイトが活躍。回ってくるジャンルを、各々が得意を活かして上手く拾っていったり、あるいは押し負けて悔しがったり。しかし着実に◯を積んでいきます。自分も自分に出来る戦いをするまで。

◯『真夏の出来事/平山三紀』

 昭和歌謡をしっかり拾います。他のチームも正解を重ねる中、我がGチームは頭一つ抜け出しリーチ。そして、

◯『モンロー・ウォーク/南佳孝』

 よっしゃ、勝ち抜けアンサーを決めた!! ついに念願の決勝戦進出!!
 これにはチームメイト一同大歓喜です。自分としても前回の無念を晴らせたのが本当に嬉しい。こうなったら最後までトコトンやってやろう。

 決勝はDチーム、Jチーム、そして我がGチームの3組。ジャンルはランダム出題なので次は何だ? という状態でしたが、そんな中でも

◯『ドリフのバイのバイのバイ/ザ・ドリフターズ』

を正解するのがいかにも自分らしいというか。
 しかしここはDチームが頭一つ抜け出し、最後はこの曲で優勝が決定!

 これにて大会は終了、我がGチームは準優勝と相成りました。あと一歩とはいえ、

めでたく表彰状をいただけました

 前回の「あともうちょっとで……」と比べたら満足感が違います。何より「予選ラウンド突破、そして自分にとって美味しい問題をかっさらうこと」というイベントレポートでの目標は果たせたでしょう。
 そして、皆で協力して掴み決勝まで行けた、と思えたのが良かった。メンバーそれぞれで守備範囲(得意ジャンル)が上手いことバラけていたため、お互いに「その方面は頼みます」という心境で挑めたのは大きかったですね。その託されたという感覚、そしてメンバー同士で信用し合えたこと。即席なれどこれぞチーム戦、本当に良かったと思います。

 次回はまた冬でしょうか? その時も上手いこと都合をつけて参加したいところです。


<おまけ>

 お酒も飲めるイベントスペースですが、酒の量で優勝したのは間違いなくこちらでした。

 あとこんな問題も。

 なおこれが別チームの勝ち抜け問題でした。ある意味一番美味しい(※残念でもある)問題での勝ち抜け。何ちゅう曲を投げてくるんだか。

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