7/9 熊本女子の農作業日記

こんにちは。
新規就農2年目、熊本県山都町で有機農業をしているラフビレッジのあらきです。

\ラフビレッジのお野菜情報/
◎栽培中…転換期間中有機ピーマン
◎準備中…転換期間中有機ニンジン、転換期間中有機ビーツ
※転換期間中有機農作物とは、植え付け前1年以上、化学合成農薬や化学肥料を使用していない圃場で栽培された農作物です。


今日の作業

今日の作業は、昨日に引き続き人参予定畑の溝掘り(排水対策)と草刈り。

人参予定畑の溝掘り

人参畑、だいぶ排水するようになりました!
明日から雨予報が続くので、今日までにできてよかったです。

元田んぼなので、すごくぬかるんでるところがあり、
掘ってると土や泥水が跳ねて、服がとても汚れたのですが、
“さあ、お昼休憩しよう”と車に乗ってバックミラーに写った自分の顔を見て笑いました。↓

人前歩けない

草刈り

草刈りも頑張りました。
イネ科のしっかりした雑草(ほうちょう葉っぱみたいな)がたくさんあったので、
雑草堆肥にしてみようかなーとこずんでみました(こずむとは、熊本県の方言で”うず高く積む”という意味です)。

草のいい香りがします

草は冬になるまで何回も切るので、切るたびにこずんでみようかなと思います。
雑草堆肥は雨ざらしでもできるそう。
畑に撒くほどの量にはならないと思うんですけど、
来年の苗の土や追肥に使えたらいいなと思います。

有機農業技術講習会へ参加

夕方は、町の有機農業技術講習会に参加しました。
昨年(2023年)7月に開設された、町の有機農業サポートセンター主催の講習会です。

私の出身地、熊本県山都町は、50年以上も前から有機農業の歴史があり、有機JAS認証を取得している農家さんが日本一の町。
先輩方や町が、”もっと山都町を有機農業で盛り上げたい!今いる農家さんをサポートしたい!有機農業者を増やしたい!”との思いでできたサポートセンターです。

今日は先輩有機農家さんのところへ行って、堆肥の勉強をしました。
微生物のこと、自分で堆肥作りができる良さ、材料は何で作るか、化学的に考えなきゃいけないところ(pH や肥料分など)、いろいろ学ぶことができました。

身近なところで勉強できるってすごいいいことなんですよね。
どの仕事もそうだとは思うんですが、農家って忙しいんです。
次から次にやらなければいけない作業があります。
勉強しようと思っても遠かったら時間もかかるので行きづらいですし、現場を見ないとわからないこともあります。
香りや見た目、触った感覚。映像や写真だけではわからないことがたくさんあります。
結構重要なことなんです。

こういう会を開いて下さった、先輩農家さん、町、サポートセンターのスタッフさんに感謝。

ちゃんと学んだことを生かして、自分のやりたい農業に繋げていきたいと思います。

明日の予定

明日はピーマンの収穫です。
雨予報だけどやります!笑
(そんな降らなさそう)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?