自然相手の仕事って難しい

こんにちは。
新規就農2年目、熊本県山都町で有機農業をしているラフビレッジのあらきです。

今日は、”自然相手の仕事って難しい”と改めて感じたので
そのことについて書こうと思います。

なんでそう感じたのか。

今日は朝からこんなことを悩んでいました。

“そろそろ人参の畑の準備したいなー。
でも梅雨の雨で、歩くと沈むくらい土が湿ってるし、トラクターはまると思うから無理そうだなー。
今乾いてるところだけにしようか。
でもそしたら、中途半端に畑を使うことになるし、空いたスペース勿体無いなー。
でも人参の畑の準備、そろそろしないと間に合わない。
明後日から雨がしばらく続くし、その後にするか。
その後、今みたいに湿って畑に入れないとまた悩むんじゃなかろうか。
やっぱ中途半端になるけど乾いてるところだけ人参の準備するか。”

と、ずーっと畑の状態をみながら悩んでました。
そして、最終的に農業研修時代にお世話になった師匠にLINEで相談。
アドバイスをいただき、”やっぱり中途半端な使い方はもったいない!”と思い、
明後日からしばらく続く雨後に、人参の畑準備をすることに。

その代わりに、今日は人参の畑の排水性を良くするために溝掘りをしたり、伸びた草の草刈りをすることにしたのですが、
そう思い立つのにスタートから2時間経っていました。
私、2時間も悩んでたんです。勿体無い。。。
(道具の準備で、一度家に戻ったのもあるんですけど)

いつも何となくな予定は立てているのですが、
その日の天気や土の状態、野菜の様子で予定がガラッと変わることがあります。

農業は自然相手の仕事。難しい。
っていうことは、農業を始めようと決めたときにちゃんとわかってたつもりなのですが…。
やっぱり難しいですね。


今日私が悩みに悩んだ人参の畑の準備をするかどうか…てのは、
畑の特徴を知っておけば、もしかしたら今日作業ができたんじゃないかなと感じてます。

実は今日、排水のためにと溝掘りしたら、溜まってた水がちゃんと排水するようになり、
”これは私がこの畑の特徴を知っておかなきゃいけなかった”と思ったからです。
実は元田んぼなので、そりゃ水溜まるわって土地なんですけど…。
雨前はカラカラに乾いてたので、まさかこんなに水が引かないなんて思わなかったんです…。

ちなみに直近で最後に雨の降った1週間前の畑の様子↓

畑として準備してたのに田んぼになってるやないかーい

2週間くらい雨が続いて、この日は特に強かったせいもあると思いますが、
こんなに溜まるんだったら溝を掘っておけばよかった…と反省。
畝立てした後でいいかて思っちゃってたんですよね…。
元田んぼだから、早くからやっておくべきでした。

現在、新規就農2年目。
ということは、この畑で作業するのも2年目。この2年目って数字に甘えてるだけかもしれませんが、
“あーこの畑、こうなるなんてわからなかったよー。でも知っていかなきゃー。
畑も自然。自然相手の仕事って難しい。”
と感じた1日でした。

今日全部溝を掘れなかったので、あさってから続く雨に備えて、明日全部掘り切りたい!
けど、この予定も状況次第で変わるかもしれない!笑
果たして!

↓掘ってるところの写真

手作業だよ⭐︎


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