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#4 ぜんぶドーパミンのせい!? |発達障害児を分子栄養学で育ててみた

発達障害や自閉症の子供たちのおなかの中に住んでいる腸内細菌には、特徴があります。感情や行動を制御する神経伝達物質と呼ばれるものが、この子供たちの場合、うまくできないことが分かっています。例えば、「ドーパミン」や「セロトニン」という言葉を聞いたことがありますか?これがうまく作れないと、子供たちがいつも元気で落ち着かない状態になることがあるんです。

三歳の健康診断で、私の子供は丸を描くのが苦手だと指摘されました。普通は簡単に描けるものなのに、息子は戻ってこれないカーブを描いてしまうんです。そのため、先生からは再検査が必要だと言われました。私は息子に何度もクレヨンを持たせて、一緒に丸を描くようにトレーニングしました。でも、三歳児健診の時にはまだうまく描けなかったんです。

発達障害の子供たちは、脳と手が上手く連携できないことがあって、学校の授業でも苦労しています。例えば、計算が理解できても、答えを選ぶ問題では正しい答えにたどり着けないことがあります。それに、座っている時間も短くて、3秒も椅子に座っていられないことがあるんです。でも、怒ることは解決にならないんです。発達障害の子供たちは、ドーパミンやセロトニンという物質が上手く作られないために、自分の行動を制御できないんです。

このドーパミンやセロトニンの生成には腸が関係しています。腸で一番作られていて、腸と脳がお互いに連絡を取り合っていることが分かっています。発達障害の子供たちの場合、腸の中の状態が良くないことがあります。良い菌が少なく、悪い菌が多いんです。それが原因で、ドーパミンやセロトニンが上手く作られなくて、結果的に脳も上手く機能しないことがあるんです。

なので、発達障害の子供たちには、プロバイオティクスと呼ばれるものが効果的だと言われています。これは、乳酸菌やビフィズス菌などの良い菌を摂るものです。乳酸菌は、納豆や味噌、漬物などの発酵食品に多く含まれています。これらを摂ることで、腸内環境が整い、ドーパミンやセロトニンの生成も良くなる可能性があるんです。ですから、ご家族の方々も、発達障害は特有の特性があるからと、理解してサポートしてあげることが大切だと思います。

以上はstand.fmの要約記事です
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