【21年卒内定者01】「どこで働くかより、誰と働くか」

「食」と「車」を軸に様々な事業を展開する荒井商事。そこに入社する新入社員たちも、バラバラで多様なバックグラウンド・経験・個性を持っています。
そんな新入社員たちは、どんな就職活動をして、どのように荒井商事への入社を決めたのか？21年度新卒入社の彼らに、インタビューしてみました！

内定者インタビュー第1回目は、21年卒内定者の中でも抜群の適応力を持つ植田あかりさん。
学生時代力を入れたカンボジアでのボランティア活動や、就職活動について伺いました。

植田あかり（うえだあかり）
京都府出身。奈良女子大学 文学部に在籍。高校生の頃に見た映画に感銘を受け、大学入学後にカンボジアで小学生の職業体験を支援するボランティアに参加。大学では哲学を専攻し、現在は「ハンナ・アーレント」を題材に卒業論文を執筆中。ディズニー好きで、京都から舞浜へ年2~3回は行くという一面も。

普通の大学生だった私の努力が「夢」を与える
世界が広がるのを目の当たりにした海外ボランティア

- 学生時代はどんなことに力を入れていましたか？
カンボジアでのボランティアに参加したことです。長期休みに1か月現地に行って、帰ってきたら次に向けて5か月国内で準備して……というのを繰り返し、計3回カンボジアに足を運んでいます。

- 海外ボランティアってとても大変そうだなと思いますが、やろうと思ったきっかけは？
「僕たちは世界を変えることができない。」という映画を見たのがきっかけです。カンボジアに小学校を建てることを目指す大学生の話で、それを見て自分もやってみたい！と思いました。

- 実際に取り組んでみて、印象に残っていることを教えてください。
カンボジアでは子供たちに職業体験をさせる活動をしてました。向こうでは"職業体験"自体、ほぼされていなくて、学校・地域としても初の試みになります。自分たちで役所に掛け合ったりして準備を進めていきました。
向こうで関わった子たちは将来の夢もはっきりしない子が多かったのですが、私たちが企画した職業体験を経て、初めて学校を出た後の世界を知って、夢が広がっていったことが嬉しかった。やってよかったと心から思いました。

自分の興味を絞りすぎた就活当初

- 就職活動はいつごろから始めましたか？
夏・秋に1dayや2daysのインターンシップには行っていましたが、本格的に始めたのは3月からです。
正直、今思うと遅かったかな、と思っています。インターンシップに行ったことに満足してしまって、それで就活した気になっちゃってたんですね。もっと自己分析など、自分がどんなところで働きたいか、どんな仕事に向いているか考える時間に割くべきだったと少し悔やんでいます。

- 採用担当の目から見ても、春先は自己分析が足りていない学生さんが多いな、と思っています。他にも失敗談はありますか？
業界を狭く見ていたことですね。就活開始当初は、映画配給会社やレジャーサービスなど本当に業界を絞ってみていました。会社数も少ないし、もっと視野を広く、興味の幅を広げておくべきだったなあと思います。

- 逆に、就職活動において「やっておいてよかったな」と思うことは何ですか？
「自分一人」で活動しなかったのはよかったと思っています。
キャリアセンターの方に面接練習や添削等をお願いして、客観的な視点を入れるようにしていました。一人でやると「これで大丈夫」って思いがちなので、他人の意見を聞くのは大事だったな、と。
あとは友達と情報交換したり、添削しあったりしたのもよかったと思います。

第一印象は「どうしよう」

- さて、荒井商事に興味を持ったきっかけはなんでしたか？
スカウトサービスで声をかけていただいたのが最初の出会いです。正直商社って体育会系なイメージがあったので、オファーをもらった時は日和りました。「商社かぁ、どうしよう？」って。
ただそのメッセージに会社紹介動画のリンクが貼ってあって、それを見てかなり印象が変わりました。穏やかそうだけど活気があって、雰囲気よさそうだな～って。

- 選考中もその印象は変わらず？
そうですね、選考中も優しい人が多くて安心しました。
あとは選考の中で面接官の方に言われた「何をするかより誰とするか」という言葉が印象に残っています。実際、お会いする方はみんないい方ばかりで、選考を重ねるごとに「この人たちと働きたい」という気持ちが大きくなりました。

- そう言っていただけるとちょっと照れますが嬉しいです。最終的な入社の決め手はなんでしょうか？
選考で出会った方もそうですが、内々定後事業所見学で出会った方も含め、働いている方々の印象がよかったことです。入社後の業務内容についてもいろいろ伺いましたが、結局入社してやってみないことには、実際どうなのかはわからない。ならやっぱり「誰とするか」で選びたいな、と。

- 入社後、してみたい仕事を教えてください。
事業としてはオークションを志望していますが、その中でも営業として働きたいです。人と話すことが大好きなので、会話を通して「私らしい提案ができる人」になりたいと思っています。
また、結婚や出産を経てもずっと働き続けたい気持ちもあります。この点はどの方に聞いても「荒井商事ならできるよ！」って言ってくださるので安心しています。

- 最後に、22年卒の新入社員の皆さんに一言お願いします
初めてのことで不安しかないと思いますが、広く業界・会社を見ること、そして自分自身をよく知ることが大切だと痛感しました。無理なく頑張ってください！

植田さん、ありがとうございました！