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【年収1000万転職術】ノウハウ満載!転職活動の具体的手順(後編)

こんにちは。aRaです。

前編に続き、後編を書きました。前編はこちら↓

さて、今回はステップ5から転職活動完了までを記載します。今回もなかなかの長文のため、気になるステップから読んでいただければと思います。

5.エージェントと面談する(電話)

10人のエージェントとやり取りをしていく中で、自分と相性のいいエージェントが出てくると思います。そうしたら、そのエージェントに相談しながら活動を進めていきましょう。職務経歴書などについてもアドバイスしてくれると思います。

最終的には2~3人程度に絞られていくと思います(2人すら残らないこともあります)。なお、優秀なエージェントは多くて困ることはありません。余力があれば、先ほどの条件を満たすエージェントと追加でどんどん面談してください

【aRaメモ】なお、使えないエージェントとのやり取りは時間の無駄です。一例ですが、以下のようなエージェントはさっさと切りましょう。
・業界のことを何も知らない(勉強していない)
・とにかく応募させようと必死
・こちらのことをヒアリングせず、自分の紹介したい案件のことだけ話す
・上から目線(年配のエージェントに多く、大体役に立ちません。)
など

ところで、エージェントは在籍している会社の規模と能力は関係ないと書きましたが、転職活動が初めての方は、最初の方に大手のエージェントと会話しておくことをお薦めします。なぜなら、やはり大手は持っている求人数を多いので、並べられた案件を見て、自分にはこの辺りの案件が出てくるというのがざっくり把握できるためです。

であれば、大手のエージェントだけやり取りしておけばいいと思われるかもしれません。しかしながら、優秀なエージェントが独立してやっている小さめの会社は、少人数で多くの案件を回せない分、経営層と太いパイプをもつ会社などに絞って紹介している場合が多く、そのようなエージェントからスカウトが来た場合、質のいい案件である可能性が高いです。

【aRaメモ】違うエージェントから同じ案件をもらった場合、多くの案件をもつ大手は、自分のところでまとめた方がいいと言ってきます。確かに複数の案件を並行して進める場合、面接スケジュールなどを調整してくれるメリットはあります。ただ、個人的には、スケジュールは自分で調整することはできるので、それよりパイプの太い方、エージェントとして優先な方から応募する方がメリットが大きいように思います。

なお、エージェントとの面談では、最初にこちらの条件を伝えておきましょう。1000万転職を目指すのであれば、年収1000万以上という条件をはっきり伝えてください。なお、1000万には届かないという方も、年収は現職より100万アップは希望として伝えてましょう(それは無理とか言うエージェントは切ってください)。もちろん、こちらのスキルや経験にもよりますが、いろいろ軸ずらし転職を使えば年収100万アップくらいは余裕です!!

6.応募して、面接に行く

エージェントと面談して、紹介された案件で気になったものがあれば、いよいよ応募していきましょう。但し、ここまでは年収などの条件で絞ってきましたが、最終的に応募するかどうかは、心で直感で決めるのがよいと思います。

なぜなら、結局のところ、行きたいと思える会社に行くのが一番だからです。転職活動は長丁場です。人によっては3か月以上かかることもあります。ここまで年収年収と書いておいてなんですが、仕事は年収だけで決めるものではありません。長丁場の転職活動を乗り切るためにも、転職した後に後悔しないためにも、ワクワクする会社に転職しましょう。

【aRaメモ】気になった案件は受けてみるといいと思います。話を聞いみてみると、面白い会社というのはたくさんありますし、全く関係ない会社の人と話せる機会はなかなかありません。違うと思ったら辞退すればいいだけです。但し、中小やスタートアップの場合、「まずはカジュアルな面談でも大丈夫」と言われることがあります。これは面接と同じ内容にも関わらず、面接としてカウントされないので、先に進みたい場合、面接が一回増えるだけです。なので、最初から「面接」にすることをお薦めします。

さて、面接のコツ的なことを一応記載したいと思いますが、ただ、私はあまり面接は重視していません。職務経歴書の方が重要だと思っています。なので、特に面接の準備はしませんでした。

なぜなら、書類審査を通過している時点で、スキルや経験についてはクリアしています。もちろん、面接はそれをさらに深堀りする場でもあるわけですが、それよりも面接で問われているのは、面接官が現場の人であれば、一緒に仕事したいか?上の人であれば、部署や会社に合っていそうか?というところだと思います。

そんなわけで、一応面接で気を付けているところは以下の3つです。

【1000万面接の極三ヶ条】
1.スーツで行かない。ネクタイしない。ビジネスカジュアルで行く。
⇒業界によりますが、中途半端なスーツより、よほど大物感が出ます。笑
2.面接の準備はしない(予め回答を用意しない)。普通に会話する。
⇒予め用意した回答はバレます。普段の職場で話すように、上手く答えようとせず、普通にその場で考えて話した方がいいです。その方が伝わります。
3.大事なのはストーリー。AだからB、BだからC・・・と繋げる。
⇒面接官はストーリーが大好きです。これまでのキャリアでも、志望動機でも、とりあえず多少強引でも、話を繋げて話しましょう。これは職務経歴書を書く際に意識しておくと面接で困りません。

面接に関してはこれだけです。基本的には、ただ自然体で会話を楽しむというのが私のスタイルです。これに関しては、選考に「受かる」確率を高める方法とは言えないかもしれません。親切なエージェントは、面接対策に過去の質問事例を送ってくれたり、模擬面接を提案してくれたりもしましたが、私は利用しませんでした。

なぜなら、転職は受験ではありません。受かるものではなく、マッチする会社を見つけるものだからです。そもそも受かることがゴールではありません。そこからその会社で何年も働くのですから。それに大抵の面接官は嫌と言うほど面接をしているのです。付け焼刃は無駄です。1000万クラスであればなおさらです。素の自分で勝負しましょう。

但し、上のようなエージェントの提案を否定するわけではありません。質問事例に対して回答を暗記しておくのではなく、予め考えを巡らせておくことで、短い面接の中でもより深い会話ができるかもしれません。人より緊張するタイプであれば、模擬面接をすることで、緊張せずに自然に話せるということもあると思います。その辺は自分に合った方法を考えてみてください。

【aRaメモ】私の場合、一次面接で話が合ったな、いい感じだったなと思う会社は最終面接まで進んでいます。過去、二次面接で落ちた覚えはありません。一方で、最終面接の合否は半々くらいです。最終面接は社長や役員と一対一で話すことが多く、基本的に彼らは好き嫌いで判断する印象があります。特にスタートアップ等では社長自ら面接することが多く、そういう方はクセが強いので、合う合わないがはっきりします。逆に、大手の役員は現場がOK出してるなら問題ないという方が多いです。ざっくり言えば、大手は一次面接、スタートアップ等は最終面接がキモ(落ちる確率が高い)です。

7.最後に・・・

転職はマッチングです。

お互いに合うか合わないかの問題なので、合わなくても合わなかっただけです。アラフォーにもなると求める条件も多くなるでしょう。それは会社側も同じです。お互いがそうなのでマッチングは難しくなります。当たり前のことなので、落ちても気にしない。こちらも何か違うなと思ったら辞退すればいいのです。あくまで対等な関係であることを忘れないでください。

【aRaメモ】私の直近4回目の転職活動では、約30件の求人に応募して、面接に進んだのが10件くらいです。さらに二次面接以上に進んだのは、現職を含めて3件でした。但し、一次面接では、お祈りされた会社とこちらから辞退したのが半々くらいです。面接は面接官を面接するくらいの気持ちでいいと思います。

また、転職活動は長引くこともあります。私自身、直近は9か月間活動していました。但し、転職活動に少し疲れて、1か月以上活動しなかった時期も含みます。逆にすぐに内定の出る人もいるでしょう。これはもちろんスキルや経験の豊富な人が有利ですが、一方で縁とかタイミングみたいなものも確実にあります。

私の知人にも転職活動は始めたものの、なかなか決まらずに諦めてしまって、未だにその会社にいる人もいます。確かに実力的に転職が難しい場合もあります。その場合、一旦活動を休止して、まずは現職でしっかりキャリアを磨くのもありだと思います。ただ、個人的には転職したいと思ったら、やっぱり転職を諦めない方がいいと思います。

私はこれまで大したスキルもなく、1年以上転職活動を続けていた時期もありました。しかし、私は転職できない人は基本いないと思っているので、ずっと続けていました。なぜなら、世の中には五万と会社があるからです(単純ですが・・笑)。結局、私にとって100%転職できる方法は『転職を諦めないこと』かもしれません。

必ずいつかは決まります。
諦めずに自分のペースでがんばってください。

【年収アップ極裏技】
内定が確実になったら、給与交渉は強気で進めましょう。会社も採用には苦労しています。採りたい人を逃したくありません。なので、こう言ってください。「実は他社からも内定を頂き、年収○○万を提示されています。御社の方が行きたいという気持ちは強いものの、待遇の面で迷っています。」これで会社側に余力があれば上がります。実際、この方法でリクルートやその前のスタートアップでは100万上がりましたw。逆にこれでダメなら、今提示されている金額が上限です。その場合は、スパっとそれでOKしましょう。給与交渉は当然の権利ですが、これから入社する会社に悪い印象を与えては元も子もありません。


長文にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました。これから転職活動を始める方や既に動いてられる方に、少しでも役立つ部分があれば幸いです。

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ではでは、ありがとうございました。



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