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紡がれた36のチームストーリー。見えない価値に光を当てる、「オンライン表彰会」へのチャレンジ

みなさん、こんにちは!
アクアリング広報チームの菅沼(すがぬま)です。

少し前になりますが、2020年5月29日(金)に社内で開催した表彰会の取り組みについてお伝えします。

埋もれている価値に光を当てる

アクアリングの表彰チームは5年前に結成し、表彰会は今回で5回目の開催です。

「デザイン会社でモノづくりをしている」という言葉だけ聞くと華やかなイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、実際は日ごろの地道な努力とアウトプットの積み重ねで成り立っています。
アワード受賞や売り上げ貢献といった分かりやすい成果はもちろん価値がありますが、毎日の取り組みの中にも賞賛されるべき努力やトライ、気配り、思いやりがたくさんあります。

忙しい日々の中に埋もれてしまっている価値を掘り起こして光を当てたい!
そんな想いから表彰チームができ、今も表彰会を続けています。


"チーム"にフォーカスする表彰会へ

社内には性別や年齢、職種、バックグラウンドが異なるさまざまな人がいます。
全員に想いが伝わることは難しいかもしれないですが、少しでも多くの人に伝わるように毎年試行錯誤しているうちに、表彰会は自然と形を変えていきました。

過去表彰会

パーティー会場を借りてのオフィシャルな催しとなったり、「ありがとう」を伝え合うワークショップを企画したり、賞のバリエーションを見直したり。

こうして回を重ねていく中で、表彰チームが感じていた課題のひとつが「個人だけにフォーカスする表彰の形が本当によいのだろうか?」ということでした。
私たちが目指す「いいモノづくり」はひとりでできるものではなく、チームでお互いに助け合い、高め合い、尊重し合うことで達成されるものだからです。

そこで、今回はこれまで「個人」に当ててきた光を「チーム」にも当て、「みんなで作る表彰会」を企画することに決定。

このテーマをどう形にしていくのかを表彰チームで話し合いを重ね、キャンプ場を会場にみんなで表彰の時間をつくりあげ、賞にも新たに「チームメイキング賞」を加えようというアイデアで進めていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、急遽方向転換を余儀なくされることに。

全社で集まらずオンラインで、なおかつ「みんなで作る表彰会」というテーマはぶらさず形にするにはどうしたらいいだろう?
準備の過程で巻き込む?当日も離れた状況で参加者意識を持ってもらえるのか?そんな不安が交錯する状況でした。


集まった36つの「チームストーリー」

一方、新たに追加する賞となった「チームメイキング賞」は、全社からエントリーチームとチームエピソードを募り、運営側でチーム数を絞って投票を実施する予定でした。

しかし、あまりに素晴らしいエピソードが多く集まり、表彰チームのメンバー総意で集まったすべてのエピソードを共有しようということに。
全社を巻き込んでヒアリングをし、さらなるエピソードの深堀りを進めていきました。

こうして出来上がったのが、36つの「チームストーリー」です。

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「チームストーリー」はプロジェクトだけではなく、ユニットや部活、タスクチームなど普段みんなが関わっている様々なチームのものが集まりました。
その中には、普段なかなか伝えることができなかった感謝の気持ちも数多くありました。
ここで、受賞したプロジェクトチームのストーリーを1つ紹介します。

運用開始の時期は、お客さま自身も仕様を把握しきっていないサイトだったので、初期調査にも時間がかかり、進めながら新事実が発覚するという苦難の連続だった。
また、経験の浅いメンバーも多く、運用の構築と教育も必須だったが、明るく強いディレクターの個性・能力に見合った采配と、メンバー同士がサポート、日々の業務の効率を意識して改善する姿勢により、さらにチーム一丸となって取り組めるようになった。
今では、若手メンバーも含め、チームメンバー全員が同じ方向を向いて、お互い助け合い、いいモノづくりを目指す、最高のチーム。明るい雰囲気でプロジェクトが推し進められ、「ありがとう」のメッセージも多かったのも、みんなでつくり上げたチームメイキングの賜物だ。

私たちの日々の仕事は、さまざまな苦労や努力、協力、感謝のおかげで成り立っていることを改めて実感しました。

準備段階から表彰チームだけではなく「みんなで作る」というコンセプトがあってこそ形にできた36つのチームストーリーは、スタッフの心に各々伝わるものがあったのではないかと思います。


オンラインで挑戦した「みんなで作る表彰会」

オンライン

オンラインという形に急遽変わりましたが、「みんなで作る表彰会」というテーマに少しでも近づきたいという気持ちで企画内容を練っていきました。

まず、会の当日に参加者意識を持ってもらうこと、楽しんでもらうことを意識してスタッフ全員の自宅にお届け物をしました。
会場で飲食をともにすることはできないけれど、各々が違う場所で同じ状況で参加できるよう、飲み物とおつまみのセットを用意しました。

そして、社内で発信している日報のコメント欄に書かれていた各スタッフへの「ありがとうメッセージ」と、「36つのチームストーリー」を冊子にまとめて同封しました。

司会をお願いした器用な3年目のメンバーが率先して当日の段取りを固めてくれ、YouTuberさながらのトークで表彰会を盛り上げてくれました!

オンラインで一体感を感じてもらうのはなかなかハードルが高かったですが、チャットでコメントを発信し合いながら、気軽なコミュニケーションが取れていて、パーティ会場とはまた違ったアットホームな雰囲気が生まれていたように思います。

賞については全社アンケートで投票してもらっていた
・チームメイキング賞
・ニューフェイス賞
・グレートオールド賞
そして、2年目メンバーにもサプライズで「ルーキー1年ありがとう賞」を用意しました。

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この賞は、1年間戸惑いながらも色んな場面で会社を明るくしてくれた2年目メンバーへの感謝のコメントがたくさん集まっていたので、全社の気持ちを代弁する形でのサプライズとなりました。

オンライン開催という形ではありましたが、試行錯誤した結果たくさんの人を巻き込み、これまでになかった「みんなでつくる表彰会」を実施することができました。
協力してくれたアクアリングのメンバーには、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!


より多くの笑顔を作るために

表彰チームは、今回こだわっていた「チームに光を当てる」や「みんなで作り上げる」という要素はそのままに、表彰会という単発の機会でなくても全社の取り組みの共有や感謝が伝わる状態を作りたいという想いを持っています。

引き続き、賞賛と感謝を取りこぼさず、スタッフみんなを笑顔にするコミュニケーションにこだわっていきたいと思います!



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