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さばくもさばかんも空に任したんヨー

こんにちはー。
実は今、すでに死語になりかけている「ワーケーション」的な目的で北海道に来ています。木曜日のフェリーで出発、金曜日朝につきまして満喫しております。
この後はお仕事がらみもありまして小樽で飲み会があり出かけるところです。こういう時にもこのnoteを欠かさないところが「私」的な部分でありまして、遠慮なく更新させて頂きます笑(ショートバージョンですが)


正義をふりかざすのはつまらんつまらん

最近、実はよくわからない「正義」をふりかざされてちょっと戸惑ったことがありました。
あ、私は「ふりかざされた」側です。
具体的な内容は触れませんけれども、
自分が「正しい」と思っていることが、相手に対してもいつでもどんな場合でも、その「正しさ」を要求することって無理がありますよね。

「正しさ」自体が危ういものです。
その人その人の「都合」によって正邪って変わっていきますよね。
何が正しくて、何が間違っているかって、そんな単純なものじゃないはずです。もっと相対的に自分が相手に押し付けたい「正しさ」を見られるようになったらいいのにな、と感じるんですが、
そもそもそんな風に俯瞰して自分の「正しさ」らしきものを見つめられたらそもそも押し付けないですわね。

以前の私だったら、相手がその人だけの「都合」で押し付けてきた「正しさ」に対して、自分にとって有益かそうじゃないかはおいといて、相手が振りかざしてきた「正しさ」という刀を取って切り返す、みたいなところにどうしてもエネルギーを使ってしまっていたと思います。

そもそも、「正しさ」を相手に対して押し付けるのは、
別な表現でいいますと、
「相手の悪」を「正しい」自分が「裁いてやる」という自惚れが満ち満ちているんですよね。

今回、相手からその「上から目線」をとても強く感じてしまったので、一瞬私も反論しようかなと思ったのですけれど、
私からしたらこんなくだらない内容で「正しさ」を押し付け合ったとしても何も生み出さないなと思って、
「あなたはそれが正しいと思っているんですね」という「理解」を示させて頂いて、終わらせました。
私は相手の考えを「理解」しただけであって、「同意」はしていません。
ここ、大事なところです笑

「正しさ」を押し付けてくる人に対してその点についてだけ「理解」を示すと意外なほどすぐ落ち着いたりします。。。
「正義」をふりかざすのはほんとつまらんです。
もっと別なところにエネルギーを使いたいものです。


唇をかみしめて

私の年代からしたらちょっと古い映画かもしれませんが、武田鉄矢さん主演の「刑事物語」、好きだったんですよねー。
何度観たことか。
そして拓郎さんの主題歌「唇をかみしめて」も何度聞いてきたことか。
何度歌ってきたことか笑

今回は映画には触れないでおいて(触れると長くなる笑)、
拓郎さんの「唇をかみしめて」の歌詞の一節を紹介したかったんですよね。


1番の歌詞には
「さばくもさばかんも空に任したんヨー」
2番の同じところには
「選ぶも選ばれんも風に任したんヨー」
っていう場所があります。


ここを今回のnoteのタイトルにしました。
さばくもさばかんもって何かよく分からなかったかもしれません。

この歌詞は書いた拓郎さんしか真意は分からないのでしょうが、色んな解釈というか、過去から色んな受け止め方を文章にされていたりして、
とにかく色々なんですけど、
私の受け止め方としては、
何か一見「悪」と思われることがあっても、
それを一皮むけば同じようにいろんな「悪」を持っている自分が、相手の事をそれこそ「裁く」ことなんてできない
よなと。
こっちが「ざまあみろ」的に相手の不幸を願うような見にくい心は捨ててしまって、相手が蒔いた種の結果は、
いわゆる「因果応報」で、自分が裁こうとしなくても天から与えられるものだから、もう考えるな、と言われているような気がして。。。

多分、そんなに解釈としては遠くはないんじゃないかなと思ってます。
自分の「正義」をふりかざして、
何か目の前で起きるたびに相手を「裁いて」いると苦しい
ですよね。
相手は相手の蒔いた種の結果を受けるだけだから、
そこはもう関知しないと。
そこにエネルギーを割くのではなく、空に任してしまいましょうと。
もっと他のところにエネルギー使いましょう、
そしたら自分のところにいい結果が不思議と現れますよと。
自分のあずかり知らないところの「結果」は
空と、風に任せてしまって、拓郎さんみたいに「任したんヨ~」とうたっている方がよっぽど幸せじゃないかなと。

私はもうそっちの道を選ぶことにしました。


北海道に来て雄大な自然を見ていると特にそう感じます。
ではあと少しになりますが、楽しく過ごしたいと思います☆


以上!!!


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