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【読書感想文】ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集


困難に直面したときにどうするか、
魔法のザクロ、キツネと葡萄畑などの説話ごとの教訓から、知恵を振り絞りることの大切さを説いた内容となってます。

悩みや失敗など人間の本質は今も昔も変わらないのだなと感じました。



「なぜ?」を追求することで考える力が養われる


個人的に印象に残ったのは、ユダヤ人の教育方針。子供に説話を読んで聞かせる。ここまでは普通だが、答えやヒントを与えず考えさせるとこにある。

しかも、答えたことに対してなぜそう考えたかも追求する。小さい頃から“自分の頭で考える習慣がある”ということ。

私生活に置き換えると、
言われた通りにすれば大丈夫!とか
有名人が言ってるんだから間違いないなど脳死せず、なぜなんだろうか?という視点を持ち、正解でなくても自分の頭で考えることが大切だと思います。


失敗からの学びを得る


成功方法にフォーカスされがちだけど、間違えには多くの共通点がある。
対岸の火事とは思わず、なぜ失敗したのか?自分のことのように考え分析すること
少なくても失敗する確率は減るのではないだろうか。


ユダヤの言葉に想定外はない


どういうことか、
災いや不幸は必ず起こるもので常に何かのリスクに備えるという考えが定着している。
リスクを恐れ行動しないのではなく、常にリスクを徹底的に分析して、手堅く最小リスク、最小成果を積み重ねていく。

儲け話が昨今溢れてるので踊らされず、適正なリスク取りながら小さな成果を積み重ねていくことが大切だと感じました。


そのほか印象に残ったのは


たくさんあり紹介しきれないですが、印象に残った内容を紹介します。

・不幸と不幸感、幸福と幸福感は別のもの

・人を褒めること
褒められ待ちではなく、自分から褒める。少なくともその人に幸福感を与えることができる。

・世の中には“度を越す”と毒になるものが八つある。それは、旅行、恋愛、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料である。

喋るよりも聞くこと
話を聞くことは、その人の存在を認めること、心を開いていること、尊重すること。
聞かないことは、存在を無視すること、心を閉ざしていること、軽視していること。

不運が襲って来ても、絶対あきらめずバトルし続けること。


最後に

僕の独断と偏見で内容を紹介しましたが、ありとあらゆる事態を想定して備えること。
一番は、なぜ?という視点を持ち、自分の頭で考えることの大切さを再認識しました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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