山本竜哉

10代の頃より運動科学を学び、身体の使い方や身体意識についてトレーニング、書籍を通じ実…

山本竜哉

10代の頃より運動科学を学び、身体の使い方や身体意識についてトレーニング、書籍を通じ実経験、知見を深める。 「サッカー上達に如何に活かせるか」をテーマに、ゆるトレ、脳科学、量子力学等幅広い分野に好奇心旺盛にチャレンジ。 日々是精進、ゆるゆるゆる

最近の記事

<号外>EURO2024 決勝 スペインvsイングランド レビュー

超ハイレベルな攻防 前半戦は今大会のベストバウト 65,600人の観客を飲み込んだベルリン・オリンピアシュタディオン。 最高の舞台に上がる歴戦の雄達。予想通りの、いやそれを上回る超ハイレベルな技術戦が繰り広げられ、前半の両国の攻防は今大会間違いなくベストバウトと言えるものでした。 緩急自在、高い予測能力、絶妙なポジショニング、場所とタイミングを間違わない仕掛けetc… ピッチ上22人誰もが高いサッカーIQ、技術を備えているのが前提となっているので、どの局面を切り取ってもそ

    • <号外>EURO 2024 準決勝 オランダvsイングランド レビュー

      ヘビー級ボクサー対決の様相。互角の打ち合いの果てに・・・ 個々の技術、身体能力、またチーム戦術、戦術理解度、勝利へのハングリーさなど、ほぼ全ての要素において互角。体格でややオランダが、アジリティでややイングランドが有利か、という印象、先入観に過ぎない程のわずかな違いがあるだけで、まさにサッカー強国同士ががっぷりよつに組んだ、 「重厚」な試合でした。 6分、まさかの時間帯に早くもゲームが動きます。オランダ、チャビ・シモンズが虚をつくようにバイタルに持ち込み、身体を投げ出すよ

      • 第4回 ももの前の筋肉を使うと・・・

        「走る時、どこの筋肉を使いますか?手でちょっと触ってみて下さい」 と言われたら、あなたはどこを触るでしょうか? 膝の少し上?脚の付け根あたり? 陸上競技に精通した人でなければ、ももの前真ん中あたりに手を置く のではないでしょうか? 無意識に手を置いた所は大まかには大腿四頭筋と呼ばれ、太腿の挙上が 主な役割になります。 しかしこの大腿四頭筋、走る際には推進力を得るどころか逆にブレーキすらかけてしまう事があるんですよ。 「え?走る時、もも挙げるじゃん?」 「もも挙げが重要だ

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        • <号外>EURO2024 ポルトガルvsフランス レビュー

          洗練vs洗練 最強のグラディエーター同士が対決するかのよう ゴール付近や勝負所での1対1、サイドでのローテーションを織り交ぜながらのグループでのポゼッション、突出した個の能力をフルに活かす 仕掛け、場所、時間帯に応じた適切なボールキープ・・・ のらりくらりとボール回しをするかと思いきや、突如として縦への仕掛けが 発動、それに呼応するかのような、周りの選手のタイミングを逃さないフリーラン。攻めている方が必ずと言ってもいい程に相手ゴールを脅かす、その迫力、緊迫、スリル・・・

        <号外>EURO2024 決勝 スペインvsイングランド レビュー

          <号外>EURO2024 ドイツvsデンマーク       レビュー

          迫力、荘厳のドイツ 機能美のデンマーク いよいよ決勝トーナメントが始まりましたね。ナーゲルスマン監督の下、 直近の親善試合で連勝し、大国としての自信を取り戻しつつあるドイツ。 自国開催という事もあり、カタールW杯のような醜態をさらす訳にはいきません。ビッグネームに今シーズン好調だったレバークーゼン、またシュツットガルトやライプチヒの実力者を揃え、チームの代謝、バランスも良好です。クロースに文字通り花を添えられるでしょうか。 一方のデンマーク。予選リーグから披露するその組織

          <号外>EURO2024 ドイツvsデンマーク       レビュー

          第3回 入門にして奥義 「基礎ゆる」とは?

          こんにちは、山本です。 前回までに ”ゆるfoot" のネーミングの意図や有効性についてお伝えして きました。フィジカル、状況判断、ボールとの関係性、という3つの切り口から深堀り、多面性や奥深さに少し触れる事ができたのではない でしょうか? 今回は実践編として「基礎ゆる」を紹介していこうと思います。 やり方はとても簡単、シンプルなので、リラックスして是非トライして みて下さい。

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          第3回 入門にして奥義 「基礎ゆる」とは?

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          第2回 ゆるfoot、そのネーミング由来

          こんにちは、山本です。 前回は ”ゆる” というワード、そしてゆるむとはどういう事かについて 紹介しました。今回は私の造語 ”ゆるfoot” について、そのネーミングや 由来をお話しましょう。 後半はこのnoteのテーマである「ゆるfoot」についてそのメリット、 概要をお伝えできればと思います。

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          第2回 ゆるfoot、そのネーミング由来

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          ゆるfootしよう!

          皆さん、こんにちは。 サッカーをこよなく愛する山本です。 タイトルをご覧になって、 ”ゆるfoot”って何だ? と思われた方がほとんどでしょう。 何せ私の造語ですから。 ゆるい足? なんのこっちゃ? 大丈夫。ご安心下さい。字面こそ本当に「ユルイ」ですが、 その意味する所、中身については目から鱗、驚天動地の面白さ満載で、 どんなコアなサッカーファンの期待も裏切る事はないと自負しております。 では早速 ”ゆるfoot” そのネーミングの由来をお話しましょう。 「ゆる」っ

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