見出し画像

2023年総括のおと

こおひいを飲み、本を読み、小説を書いた2023年の総括をします。



1.こおひいのおと:三十九杯

2023年はたくさんの「こおひい」を飲みました。
4月8日にスタートして、毎週休まず続いた。

私的ベスト3

時折、思い出す。
知らない海の記憶。


日々のチョコレート。
特にこれからの季節は常備品ですね。


音を聞く時、
音が聞こえる。


2.創作

note公開は、ややサボり気味。
長いのを書いていると、ソレに囚われてしまう。
並行作業とか、できん。


3.読書

たくさん本を読みました。
その中から、テーマを分けていくつか。
(日本の作家ばかりだった・・・)

・面白かった本

「言語の本質」今井むつみ
「存在とは何か」小林康夫
「とまる、はずす、きえる」宮地尚子
「自我の起源」見田宗介

AI、自我、他者とは?ニンゲンとは?
色々と考えさせられた

・最近の小説を読むシリーズ

「N/A」年森瑛
「ジューンドロップ」夢野寧子
「ブラックボックス」砂川文次
「Schoolgirl」九段理江
「十代に共感する奴はみんな噓つき」最果タヒ
「かか」宇佐美りん
「改良」遠野遙
「教育」遠野遙
「コンビニ人間」村田沙耶香
「音楽が鳴りやんだら」高橋弘希
「1R1分34秒」町屋良平

どれも面白かった。
特に村田さん、遠野さん、宇佐美さん、砂川さんは筆力強め。

・なんとなく読んだ本

「なんとなく、クリスタル」田中康夫
「移動祝祭日」ヘミングウェイ

ヘミングウェイは壁の絵の話を知りたくて。





これ以外に、書きあぐねていた300枚超の長編を一本完成させました(そのうち公開するかも)。
中編一つは筆を止め、別の中編が捗っています。
2024年は、こおひいが美味しくなるものを書きたい。

来年目標
・現在進行中の中編を校了
・古典を集中的に読んで基礎体力をつける
・短編などいい意味で気の抜けたものを増やせたら

ソレでは、皆さんよいお年を!

長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな

君は友の、澄み切った空気であり、孤独であり、パンであり、薬であるか。みずからを縛る鎖を解くことができなくても、友を解き放つことができる者は少なくない