⑥ある1日を振り返ってみました『書く習慣が身に付く 1週間プログラム』

ある日、目がさめたら朝の3時でした。思春期の娘と手をつないで眠るために生活習慣を調整しています。その前の晩に11時半就寝に成功したのでした。3時ね。娘は寝ています。ふふ。これはnoteの時間だ。枕元の暗い明かりをつけました。

noteを散策してから、下書きを書き散らかしていたら、娘が起きました。午前4時。明かりがまぶしかったかしら。スマホのブルーライトがあたっていたかしら。スマホで夜遊びしてるの見られてしまいました。busyで固まる私に、娘は「トイレ」と言って階段を降りていき、戻ってきませんでした。

懲りずにひとりで遊んで午前5時。娘の普段の起床は7時です。私はリビングに降りて「2時間眠れるから休んだら？」と言いました。スマホをダイニングテーブルに置いて、ピアノのように両手を動かしていた娘は「目ぇさめたからもういい」と液晶で踊るイケメンたちに言いました。

私は寝室に戻って明かりをつけて、布団で６時まで遊んでから、朝の支度を始めました。

10才息子は6時前に自分で起きて、リビングのソファでスマホと遊んでいます。子どもたちはヘッドホンなので静かです。リビングの端と端に離れているけれど、同じようにニヤニヤして楽しそうで、我が子ながら引きます。あれ？まさか私もスマホみてニヤニヤしている？いやいや。まさか。

娘は高3ですが、その日は『春の遠足』でした。年間予定表を見たときは、２回、音読しました。「春の遠足、春の遠足。高3の４月に遠足」しかもディズニーランド現地集合、現地解散。ナニソレ楽しそう。いや、違う、おい受験生。

娘は髪も整えて、すっかり出掛ける準備が済んでいます。朝ごはんは漢方薬とアレルギーの薬と甘い粉のアップルティーです。息子には卵かけご飯と味噌汁を出しました。7:30に息子登校、8:30に娘登園。

小学校も中学校も不登校気味だった娘です。高校生になっても原因不明の体調不良で行けないことが続きましたが、リモート授業のおかげで無事3年生になれました。ゆるい高校との相性がとても良く、友人にも恵まれて、今までで一番(私が)ほっとしています。新年度もクラス替えがなく、安心して春の遠足に出掛けました。謎の吐き気はありますが、今のところ、登校できています。

午後3時から小学校の保護者会でした。2時からの授業参観は中止となり、帰宅する息子と廊下で挨拶をしました。「カギある？」「うん。じゃ」同級生たちより10cmほど背が高い息子。するすると器用に人を避けて追い越して、去りました。

夜ご飯は息子と外食です。何がいい？
「回らないお寿司」
はい？と言いながら、私は息子を見ました。
「あれだよ、車が運んでくる寿司」

魚べいでした。ふう。注文はチーズポテトから始まります。次はハンバーグ、たまご。えび、まぐろ、軍艦いろいろ、サーモン、サーモン、サーモン。大きい子は、よく食べます。楽天ポイントが1000円たまっていて、良かったです。

お腹いっぱいになった？

「なったなった。楽しかった！」

帰り道。全長154cmあっても中身は普通の10才息子は、私の手をとって機嫌よく、ぶんぶん振って歩いていました。

息子を寝かせて午後10時。駅まで娘を迎えに行きました。ディズニーランドの全アトラクション待ち時間なしですって。許容人数の半分しかランドに入れてないそうです。

男子グループはビッグサンダーマウンテン連続4回乗ったらしい。娘のおしゃべりが止まりません。写真も見せてくれたけれど、興奮しているせいか夜のパレードの妖精やチェシャ猫は光が滲にじんで流れていました。

ミルクチョコ味ポップコーンの巨大なバケツを買って、友だちとミニーのヘアバンドをつけて、光のパレードを横目に見ながら遊び尽くしてきた高校3年生。

『春の遠足』は、直前まで中止も有り得ると言われていました。ディズニーランドのチケット抽選を当てて、生徒を行かせることに心を砕いてくれた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

良かったね。本当に、良かったね。うれしいなあ。あまり食べてないけれど、朝4時から起きてスマホゲームしてたけれど、意外と体力あったんだね。倒れて電話くるんじゃないかと、何回もスマホを見ていた1日でした。

まだまだ続く、娘のおしゃべり。クラスで集合して、全員でグッパーでペアを作ってビッグサンダーマウンテンに乗ったそうです。怖いから乗りたくなかったけれど、ひとりで見てるのはもっと嫌で。待ち時間がないから、あっというまに着席となりました。ペアになったのは、名前の順ですぐ後ろの男の子。

ジェットコースターが本当に嫌で「怖いよう。無理だよう」とぼやいていたら、彼が言いました。

「手、つなぐ？」

優しいのーと、娘は笑いながら私に話しましたが。(待って待ってそれそれそれって)

私がドキドキしてしまうわ。

そんな１日のことを振り返りました。