"Switch"〜五人の魔法使いの挑戦〜【6】
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話は大きく進んだ。けれども…
「V.I.に基づき」、「コーポレートスローガンにも基づいて」、「社名にもリンクして」「あぷりっぽく突拍子もないもの」…そんな流れでミーティングをしていく中で、サンプルが上がってきました。
メンバーは一往に驚きを隠せません。
色がなかなか出にくかったので、梅の花びらが赤っぽく出てしまい、グレー×レッドで、まるでウルトラマンみたいになってしまいました。
また「花びら」という意匠も分かりにくく…。
サンプルが提出されたミーティングでは、メンバーが下を向くシーンが多く、私(広報部D)として、メンバーが“何か”を言いたいのだろうと感じました。
ユニフォームミーティングが終わり、各人にLINE WORKSで感想を聞くと…
「考えていたのと違う」
「これまでミーティングを重ねてきておきながら、自分たちの意見を反映できていないところに不甲斐なさを感じる」
「(自分たちの責任で進めてこれず)『着たらワクワクするユニフォーム』というコンセプトにそくしていない」
「年配の方はなかなか着づらいと思う」
やはり、思うところはあるようでした。
そこで、やるからにはメンバーが後悔しないようにするため、「代案」を考えるための時間をほしいと代表に伝えると「なんとなく、そんな気がしてた」ということで、上記デザインは一旦止めて、メンバーが再度集まり「自分たちの着たいユニフォームは何か」を話し合うこととなりました。