「マルハラ」なんて言わせないぜ。
仕事で新卒社員の研修報告書にフィードバックをさせてもらっている。
ビジネスでのテキスト(メールなど)におけるルールについては、別の方がレクチャーしてくれているので、私は「相手が受け取って気持ちのいいテキストコミュニケーションをする」ということを意識して、彼ら彼女らにフィードバックをしていた。
そんな目標を立てた理由は2つある。
1つ目は、私がマーブルスクールで編集講座を学んだとき、講師のえるもさんがテキストコミュニケーションについて気をつけていることをお話してくださったこと。
2つ目は、ライターとして仕事をしたときに関わった編集者の方々のフィードバックに感動したから。
一応「指摘」をされているのに、「よし、頑張ろう!」という気持ちにさせてくれる。テキストなのにそこから感じる温かさ。
自分もこれからこうやって言葉を扱える人間になりたい!と強く思ったし、オン・オフラインにかかわらず、日常からこのようにコミュニケーションができる人が増えたら、人間関係の問題は半減するんじゃないかと思った。
てなわけで、勝手にそんな目標を立てて取り組んだ。
語尾を「ね」終わらせるようにしたり、新卒社員なので些細なことでも認めたり、全力エールを送らないことを意識したりした。
例)
「○○がわかっただけでも成長ですね」
「少しずつ吸収してください」
「すぐにはうまくいかないかもしれませんが〜」
「自分のペースで頑張ってください」
「これからは確認してから提出してくださいね」
みたいな感じ。
フィードバックの内容については、私は正社員ではないし、営業経験もないので当たり障りのないようなことしか書けなかったのだけども…。
しかしうれしいことに、新卒社員から私のフィードバックは優しいと好評だと聞いた。
新卒A「えっ、B(新卒)はもう○○さん(私)から返信来てるん?俺、まだ来てない!」と、ちょっと首を長くして待ってくれていたなんて聞いたので、ちょっと心がほっこりした。
✎ ✎ ✎
「書く」は仕事で生かされる、学んでいて損はない。
という理由で、スクールに入っている人もいた。今、本当だなと痛感している。
私は人事部にいるから、求人広告の作成などで文章に触れる機会が多いのだけど
表記ゆれ
漢字の開く閉じる
冗長表現
など、「書く」を学んでいなかったら見逃していた部分に目が行くようになった。
加えて、マーブルスクールでテキストコミュニケーションをする際の心得を学べたことは、大いに生かされている。
🌥️ 🌥️ 🌥️
ところで、最近話題の「マルハラ」。
最初聞いたときは「また来たよ、Newハラ」と思ったし、私には正直何が「ハラ」かわからない。
でも、いくら「。」で終わっても、「。」に至るまでの言葉づかいで「マルハラだ!」なんて感じさせないで済むんじゃないかと思った。
知らんけど、ね。
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