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仮面浪人して医学部に合格した話

①はじめに

 私は大学一年生の時期に計34.5単位を取りながら医学部医学科に合格しました。大学を休学せず、大学に通いながら志望大学の合格を掴み取った私の経験が誰かの参考になればと思い、このnoteを書くに至りました。私は塾や予備校に通わず参考書、問題集のみで独学していました。

②現役時の受験結果と受験戦略

 現役時(2022)の共通テストは609/900で、国公立大医学部には出願せず(足切りにかかると思ったため)旧帝大非医学部を受験し、合格しました。私立大学は全て医学部を受験、補欠の大学もあったが最終合格には至らずという感じでした。この時点で仮面浪人をすることはほぼ決定しました。
 仮面浪人をして医学部を目指す上で、共通テストは大きな負担となるだろうと感じていました。そのため私立医学部に絞って受験をしようと考えました。

③使用参考書、問題集、過去問、取り組み方

 各科目の使用参考書 
英語:鉄壁、関先生の英語長文ポラリス(3発展レベル)
数学:ハイレベル数学の完全攻略 1A2B・3、やさしい理系数学
物理:名問の森、物理教室
化学:化学の新演習、チャート式シリーズ新化学

 取り組み方(人によって合うやり方があるため参考程度に)
※仮面浪人は時間がないのでできるだけ自分の苦手分野を中心に勉強していました
 
 英語→鉄壁は寝る前と起床後に毎日欠かさず取り組みました。英語は毎日触れることが大切だと思います。長文は気が向いた時に解いていました。(大学で英語長文を読む機会が多かったためそれほど演習しませんでした)
 
 数学→ハイ完を一通り解いてからやさしい理系数学に取り組みました。数学は分からない問題があっても20~30分は考えるようにしていました。複数の分野から6問セットにして解くと入試みたいで楽しく演習できました。

 物理→名問の森の複数の分野から3問抽出して解いていました。分からないことがあれば物理教室で確認していました。

 化学→こちらも複数分野から4問くらい(気分で変わる)抽出して解いていました。無機化学の分野は解かず、チャートで知識を確認していました。

過去問は受験校のものを3〜7年分くらい解きました。過去問演習をする目的は出題形式に慣れる、自分の実力と苦手分野を把握して今後の学習に活かすためです。

④大まかな1日のスケジュール

※私は朝方人間ではなかったので一限には授業を入れず、朝は悠々過ごしていました。

8:00 起床
        英単語、数学1,2問
9:20 朝食
10:10 大学に向かう
17:00 帰宅
          夕食のための食材調達
          料理
18:00 夕食
19:00 大学の勉強
20:00 風呂
21:00 受験勉強開始
26:00 勉強終了→就寝

以上が平日の流れです。休日は大学にいる時間が受験勉強の時間となります。

⑤模試結果、合格判定(駿台全国模試、全統記述模試、東進医学部82大学判定テスト

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