36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました:嬉野 克也
オンライン英会話、やめちゃってから2か月くらい。
「どうすればよかったのかな?」を探しながら、
「オンライン英会話楽しいよね」が思い出せるといいなってと思って読んだよ。
漫画形式で さらさら読めたのは嬉しかったけど、内容はそこまで…??の気持ち。すでにオンライン英会話をやっていて、ある程度の実感があったからかもしれない。
レアジョブがSkype回線でやっていた時の本なので、内容はやや古めかも。レアジョブの良さって、月に一回の日本人講師とのレッスン(という名の面談というか相談会)だと思っていたので、そこに触れないんだ~の気持ち。
なかったのかもしれない。
一個前のnoteでも書いたけど、「何かにどハマりしたことがあるって強いよね。」をすごく感じる本だった。好きなことならいくらでも話せる!ってよくいうけど、それはオタクとしてのパワーを外向きに出すアッパー型の人だからできることなわけで。
嬉野さんはX JAPANが大好きで、学生時代もバンドを組んでいたそうな。
それだけアクティブとなると、そもそもの土台が私と違う。
現代っ子よろしく、「仕事」はなるべく「勤務時間内」でしかやりたくない。受験の時こそ熱心に勉強したけど、それは「受験生にとっての仕事」が「勉強をすること」で、「勤務時間」は「起きている時間」だから。
前の記事でも書いたような気がするけど、めちゃくちゃ熱心に勉強をするタイプではなかったし、テストの点も酷いもんだった。特に英語は救いようがない。
社会人になった今もその考え方はあまり変わらない。
自分のための資格試験のための勉強は「自分がやりたいから自分の時間にやる」っていうのは当たり前。でも会社で必要な資格とかだったら、自分の能力が足りないゆえに、他の人よりも努力しないといけない状況を除いて勤務時間のみでやりくりしようとしてる。
Q. じゃあ暇な時間は何してるの?
A. 暇な時間を謳歌してるよ。
Nothing to doじゃないけど、詰めればいくらでも詰め込める現代。
「詰めた方がえらい」みたいな風潮あるけど、ゆったりする、のんびりするのもいいことじゃない?って思う。
実家暮らしなのもあるかもしれないね。
旅番組とか見て、「いいね〜行ってみたいね〜おいしそうだね〜」って。
そういう時間に幸せを感じるから、英語も進まないのかもしれない。
根詰めした方がそりゃ伸びるよ。でも詰める状況って苦しくない?
本で書かれている伸び悩みは、
自己紹介ばかり上手くなる
6ヶ月めの伸び悩み
フリートークが続かない
とか、今じゃやる前から言われている「壁」の数々。
自分だけじゃないんだとホッとしたとあったけど、私は凄く焦った。
好きを追求している人は、学生時代から「何か」に向き合ってきた頻度が違うからね。その差かな。
みんな伸び悩むよ、ここで止まりがちだよって言われても、そこをどうにか突破しないといけない。でもテストの成績はどんぐりの背比べだし、なんなら落ちてるし。
この辺りのどうしようもなさは当時のnoteを見るとよく分かる。
なるべく元気な時に、明るく前向きな文章になるようにって書いてるけど、焦りが滲み出ている。そう感じるのは自分だけかもしれないけどね。
だから、なんていうか。
36歳だからとか、そういう言い訳を外すためにこの本を読むんだったら、別のことに時間割いた方がいいんじゃない?って。月ごとで実感体感を分けて書いている本は珍しい気もするけど、お守りになるかなぁ…?
オンライン英会話を始めるか悩んでて、どう変化するのかとか、どんな感じなのか知りたいな!って人は、今時YouTubeにゴロゴロ転がっている動画を見た方が参考になる気がするな。レアジョブの体験記とコラムでもいいかも。
もちろん、そういう動画とかコラムとかの集合知が出る前に出版された本なんだろうってことはわかってるよ。でもちょっと内容薄くない??漫画だからかな。同じ話を文章と漫画でやるから、文だけ、漫画だけに比べて情報量が少ないのよ。
まずこれくらいのものから手に取りたい
どうせ無理だと思っているけど諦めきれない
自分だってできるんだ!を同じペースで歩めるような本が欲しい
とかならまぁ、いいのかもしれないけど。
うーん、わかんないな。
オンライン英会話を、レアジョブをやっていたからこそそう思うのか。
それとも、自分の経験を抜きにしても描いてきたような感想になるのか。
とりあえず、読んだよっていう軌跡として。
この本に勇気づけられる人もいるだろうしね。
私向けではなかったよ。それだけ。
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