「ぶっころりー まねよーずつけて たべる!」
ちっちゃい子っておもしろい語感の言葉を作り出す天才じゃない?
なじみのある言葉のはずが、ちょっとうまく言えなくて全然違う言葉になって、「なんて!?」みたいな驚きの連発。
わたしの母は、いまだにネットでなにかアカウント(ID登録とか)を作るたびに私の言い間違いワードをニックネームとして使ってる。わたしもう23歳だけど。それくらい印象にも思い出にも残ってるみたい。
わたしの言い間違えていた言葉は、だいたいのちびっこが通るであろう王道の言葉ばかりだと思う。
例えば
●マヨネーズ → まねよーず
●ケチャップ → ちゃけっぷ
●とうもろこし → とうもころし
●ブロッコリー → ぶっころりー
とかかなぁ。
まあふつうよね?
「まねよーず」はわかる。みんな言ってた。
「ちゃけっぷ」もまあわかる。
だけど、「とうもころし」はあかんよなあ。絶対知らんうちに誰か殺されてるもん。たぶん無意識のうちに結構残虐な殺人事件起きてるやつ。
あと「ぶっころりー」もなかなか。実際に口に出して言ってみると、思ってるより30倍ぐらい「ぶっ」の勢いがすごい。
あとの言えなかったシリーズでいうと
●タオルケット → たーるけっと
●図書館 → とこしゃん
●どういたしまして → どういたまして(なんか足りない…!)
●蚊に刺された → かににさされた(なんか多い…!)
「小さい頃、図書館なんて言おうとも思わなかった」って誰かに言われたことあるけど、近所にあってよく行ってたから、言い間違えるほどお母さんが言ってたんだと思う。
後半二つは一文字多い/少ない、あるあるな言い間違い。
蚊には刺されるだろうけど、カニには刺されないだろうよ、お嬢ちゃん。そしてあんたが住んでいたのはどっちかっていうと山の方だべさ、そこにカニはいねぇよ。
▽
わたしの名前「あぴ」も、言い間違えとかではないけれどちびっこ時代によく言っていた言葉。
リモコンのボタンとか電気のスイッチとか、何かそういうのを押すときに「あぴ!」ってよく言ってた。
たまにしか乗らないバスのボタンも、「あぴするの!!」と言って張り切っていた。自分が押すよりも先に誰かに押されると、びーびー泣いた。
「あぴ」という名前はここ数年いろんなところで使っているけど、ここでは誰かに「いいね!」とか「スキ」とかのボタンを押してもらいたいという気持ちが少し含まれてる。
それ以外の意味だと、こうやって文字を打ち込むのも「あぴ」の連続だからね。特にPCだと。だから「ぽちぽちする」みたいな意味合いでも「あぴ」。
ひらがなで書くと丸みのある文字が二つ並ぶし、発音もなんとなくかわいくてお気に入り。
▽
ちっちゃい子ならではの言い方が、言葉をさらにかわいくする気がする。
自分に子どもができたらどんな言い間違いをするかなあ。どんなおもしろい言葉を生み出すかなあ。
想像するだけでわくわく。心がほくほく。
でも、大きくなるにつれて言葉を習得していっているという成長を実感するとともに、上手く言えないことによるおもしろい言葉の誕生が減っていくんだろうなと考えるとちょっと寂しいね。
ま、いつの話になるやら~って感じですが。笑
最後に、この記事の下の方にある♡を「あぴ!」してくれたら、私の心が満たされます。♡が赤く色づいて、あなたもほっこりする、かも?
余談○.。
小さい頃はブロッコリーもマヨネーズも死ぬほど大嫌いだったから、タイトルのセリフはおそらく一度も言ったことがない。笑
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